FC2ブログ
弁護士小室光子の記録です
司法試験に限らないと思うけど。
昨日,戸棚の片づけをしていて,古い日記をめくっていたら
次のようなことが書いてあった。

昨日,52歳になりました。

10年前,このブログに「42歳」を記録したなあ…。
あのときは,司法試験の合格発表待ちで,
伊藤塾でアルバイトをしていたのでした。

無事に合格してからちょうど10年ということですね。
色々と環境に変化はあっても,私は,やっぱり,
「敷居の低い弁護士」であり続けたい。

もちろん,プロとして,仕事はきっちり頑張る。(当たり前)
どういう弁護士でありたいか,そこは,弁護士になる前に考えていたことと,
今も変わることはない。初心を忘れずに頑張ります。
私には,七夕生まれの息子がいます。
今年,満25歳になりました。生まれてから四半世紀が過ぎました。

このブログを書き始めたころは,まだ小学生だったのか…。
弁護士は,ご依頼いただくと,場合によっては数年,
依頼者様と,同じ問題を共有する。

その問題が解決したとき,
「また何かあれば…ないほうがいいですけどね」
と笑顔でお別れすることも多い。

そんな中,しばらくして,
「その節はお世話になりました。覚えていらっしゃいますか?実は…」
とご連絡いただくこともある。
ご依頼頂いた件との関係だったり,全く別の問題だったり。

弁護士に連絡することは,本当に勇気がいることだし,
(私はそれができなかったから,自分が弁護士になろうと思ったわけで)
そういう何かがあったとき,またあの弁護士に相談してみようかな…
と思っていただけたら,本当に,この仕事に就いてよかったなと思える。

これからも,そういう仕事をしていきたいと思う。
摩周湖
先週,日弁連の仕事で,釧路弁護士会を訪問したの。

さすがに日帰りはきついのでホテルを取り,
翌日は土曜日だったから,帰りの飛行機を夕方にして,
せっかくだからどこか行ってみようかな~と思い,レンタカーを借りた。

地理もよくわからないまま,摩周湖に行ってみた。
感動したなあ。

100キロ以上の運転なんて日常のことだし
(青梅事務所と牛久事務所の移動は片道120キロ),
なんか,その気になれば一人でどこへでも行けるんだな,
と思った。
あと数時間で平成の時代が終わり,令和に改元される。

平成元年を迎えたときは,大学3年生だった。
平成2年3月に大学を卒業して社会人になり,
ふと振り返ると,人生の大きなイベントの大半を経験したのが
私にとっての平成の時代だった。
「ご利用料金のお支払確認が取れておりません。
本日中に 06~(実在する株式会社名)お客様センター迄ご連絡ください。」

というショートメールが,私の携帯電話に届きました(笑)

私は弁護士なので,
これがいわゆる架空請求であることはすぐにわかるのですが,
それでも,一瞬,見た瞬間は,
ん??何か未払いのものあったっけ??と思いそうになるのです。
事務所経営上,あちこちに支払いはあるからね。

念のため(というか,仕事上の興味も手伝って)検索すれば,実在する会社だし。
本当に,巧妙化しているんだなと実感する。

こういうことがあることを想定し,私は携帯を持ち始めたころから,
安易に携帯番号を第三者に知らせないようにしてきた。

それでも,仕事上,携帯から電話せざるをえなかったりした挙句,
いつのまにか,こうして,私の属性をまったく感知しないところにまで
携帯電話番号という個人情報は広まり,利用されているわけだよね。

身に覚えのない連絡には,反応しないように。
心配なら,そこに書かれてある連絡先に連絡するのではなく,
法テラスなどを通じてでもいいから,弁護士に相談してください!!

そこに書かれてある連絡先に連絡した時点で,
狙われる「ランク」は上がるのですから。
もう7年以上前かな,
このブログに「牛久にも弁護士はいます」って書いたよね。

東京都青梅市に2つめとなる事務所を開いて半年近くが過ぎ,
また同じことを思っている。
東京都青梅市は,茨城県牛久市以上に,東京都心には遠い。
都内なんだけどね…。

弁護士に相談,と考えると,多くの場合,立川に行くらしい。
立川には,東京地裁(家裁)の立川支部があり,そうすると
必然的に,近くに事務所を開いている弁護士がたくさんいるので。

だけどね。弁護士の力を必要としている人は,
裁判所の周りだけにいるわけではない。当たり前だけど。

だから私は,あえて,弁護士が少ない地域で仕事をする。
弁護士に相談したいと思ったとき,都心までとか,立川までとか
とにかく場所的にも遠いなあ…と思って二の足を踏むことがないように。

弁護士に相談するなんて,それだけでもハードルが高い。
(弁護士になる前の私がそうだったように。)
まして,わざわざ出かけていく,という距離だったら,もう,
諦めてしまうかもしれない。そういうことがないように。
適切に,争い事が解決しますように。そう思って仕事をしている。
去年,生まれて初めて,スキーをしてみた。
50歳にしての初スキー(笑)

私は,「私をスキーに連れてって」の映画に象徴されるような,
スキーブームの世代。だったけど,当時は,なんか縁がなくて。
(本心を言えば,いかにも流行に乗るみたいなのに反発もあったり,
バンドとか劇団とかのほうに夢中でそれどころではなかったのもあるし。)

まあ,そんなに頻繁にスキー場に行ける状況にあるはずもなく,
去年は「滑れた!」(司法試験とかやってるとあんまり響きよくないね。)
という実感にも至らず・・・けど,なんかそれじゃあ悔しいというか。

それで,今年もやってみました。
自称「○○(インストラクターのお名前)マジック」とおっしゃる
インストラクターと出会い,1時間程度で,本当に劇的に,滑れるようになった。
(もちろん初級者レベルのコースですが。)

感動的。去年は,これは原始的不能なのでは…とすら思ったので。
高校生くらいまでの体育の範囲で言ったら,運動神経は良いほうだったはずだが,
やはり寄る年波には勝てないのか?ろくに運動もしてない50歳だしな…
まあ,今更,未経験のスポーツとかしなくてもいいか,とか。
合計10時間も経験してないから,そんな結論も早いかな,とか。
無理してけがしてもつまんないしな,とか。
ある事件の裁判で,担当裁判官が変更になることがわかっており,
今日,その裁判官と初対面となる期日だった。

きちんと双方の主張を事前に検討して下さっていて,
きっちり訴訟指揮を取るタイプの裁判官で,依頼者さんにも
「いい裁判官でよかったです」とお伝えした。

その後,事務所に戻る道すがら…
ん?
なんか,あのきびきびしたやりとりに覚えがあるな…と記憶がよみがえる。