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弁護士小室光子の記録です

ある公のところに電話をして,
「何とかお時間頂いて,(担当者と)直接お話させて頂きたいのですが」
とお願いしたところ,一言でいえば,忙しいという理由で断られた。

しかも,担当者ご本人ではなく,補佐する立場の方から。
(ちなみに,担当者ご本人の意向すら確認もせず即答。以前,似たような場面で,
担当者ご本人が会ってくれたこともあるのに…)

差し支えあると困るので,漠然とした単語で書くと,
①今,他に大きな件があって,その公のところ自体がごたごたしている
②ウチはこの件だけをやっているわけではない,他にもたくさんある
③今日も担当者はやっとのことで時間を作って(別件の)出張に出かけたところ
だそうな。

私は基本的に穏便な人なので(笑)穏便に受け答えして電話を切ったけど,
なんだか,だんだん腹が立ってきてね…。

どれもそっちの問題で,こっちには何の関係もないわけだから,
こっちを断る理由にならないでしょう。
②については,私だってこの件だけをやってるわけじゃないですから!!

どれだけ大変なことを抱えているか知らないけど,
こっちだって一生を左右する大問題を抱えているんです。
私たちの仕事は,そういう意味で順位をつけてはいけないのではないですか。

と怒りながら,自分もお客様に対してそういう態度にならないよう,
改めて自戒しようと思った。

忙しくて余裕がないと,ついついそんな態度になってしまうことは,
所詮は人間,誰でもあることだろうとは思う。
けど,そういう態度を取られた側は(今回の私の場合は,あくまで仕事上だから
ある意味冷静な怒りだけれど),本当に絶望的に傷つくこともあるんだよね。


私は今,忙しいです。けどそれは,忙しくて充実しているというプラスの意味。
法科大学院生だったころにも書いたことがあるけれど,忙しいのは楽しいから。

忙しいからできません,という意味では,絶対にこの言葉を使わない。
2012.01.16 / Top↑
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