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弁護士小室光子の記録です

裁判所の期日がすべて延期になり,
延期になった件の,次の期日についてはもちろん,
新規に申し立てている訴訟や調停等についても,
裁判所から何の連絡もない。
受け付けられたのかどうかもわからない。

通常であれば,第1回期日の調整について
書記官から連絡があるはずの時期をとっくに過ぎている。
さらにしんどいことになりがちなのは,法テラスの援助を利用する場合,
審査結果が出ないため受任にも至らず,一歩も先に進めない。

法律上,時間の縛りがある刑事事件については,
かろうじて進んでいるような現状。

緊急性のない裁判期日は延期,という建前なわけだけど,
裁判所を利用する事態になっている人にとっては,
それぞれみんな,「緊急」なわけだよ。
普通に生きてきたら,裁判所なんて,そうそう縁はない。
最後の砦として,もう裁判しかない,そういう思いによる提訴だったり,
調停申立だったりするのに。

そう思うと,本当に心苦しくなるけれど,
やっぱりそれも,仕方ない,のだろうか。
そういう説明しかできないこと,弁護士としてつらいです。

2020.05.17 / Top↑
令和2年3月19日をもちまして,
当事務所のうしく支部(茨城県牛久市)を閉鎖いたしました。

東京都江戸川区出身の私が,茨城県南を即即開業地に選んだ経緯は,
過去にこのブログに書いていると思うけど,
9年近く,この地で仕事をさせていただいて,本当にありがとうございました。

この地を去らざるを得ないというか,そういう選択をすること,
自分で決めたことですが,本当は,すごく残念だし,寂しいです。
2020.03.29 / Top↑
東京都青梅市に事務所を出して,
私は主にそちらで仕事をするようになって1年余り。
裁判所という点からは,主に東京地裁立川支部で仕事をしている。

茨城県牛久市での仕事の場合,
水戸地裁(及び家裁)龍ヶ崎支部と,同土浦支部での仕事が半々くらいだった。
龍ヶ崎支部は,本当に小さな裁判所だけど,裁判官は2人常駐しているし,
民事裁判,刑事裁判,家事事件,破産事件も扱われており,
まあ,一通り,事足りている。(正確には,いろいろ語弊はありますが,ざっくり。)

それに対して,人口比から見て,東京都下を管轄する地方(及び家庭)裁判所が,
立川支部しかないというのは,どうなんだろうと改めて実感している。
これぞまさに,司法過疎だと思う。
「東京都」ということで,見過ごされているんじゃないだろうか。

私の事務所がある青梅駅近辺から見ると,
たとえば離婚や相続といった家事調停をすることになったら,
立川の裁判所まで,1時間近くの移動時間を要する。
これは,牛久市の事務所から,水戸の本庁に行くのと,大して変わらない。

茨城県牛久市の人口は,青梅市の半分程度だけど,
家事調停をする場合,水戸家裁龍ヶ崎支部があるから,
うちの牛久の事務所からでも移動時間は20分程度。

司法過疎は,東京にもある。

東京地裁立川支部は,行政部こそないものの,
ほぼ本庁と同じ機能を果たしている。
建物も立派だしね(笑)

東京地裁立川支部を本庁化するべきだと思う。
そして,たとえば青梅市にもある簡易裁判所に,
家庭裁判所の出張所でいいから機能を持たせるべきだと思う。
そうすれば,より裁判所は身近になる(はず)。
2019.11.28 / Top↑
14日に開催され,私は日弁連のブースで相談を受けました。

即独の相談はほとんどなかったな。
法律事務所の募集要項を見ると,
60期代の弁護士がやっている事務所が多い。
新司法試験が始まり,司法試験合格者が激増した世代の弁護士が,
後進を雇うという時期になっているんだよね。

そういう意味では,弁護士業界も様変わりしているのだろうと思う。
色んな面で合理化して拡大する事務所があったり,
昔ながらの,人脈重視で仕事を受ける事務所があったり。

私は,事務所は法人化したけれど,拡大したいとは考えていない。
組織が大きくなれば,自分では目が行き届かなくなる。それがいや。
今,目の前にいる,依頼者さんとの関係を大切にして仕事をしていきたい。
比喩的に言えば,経営者というより,職人になりたい。
2019.10.24 / Top↑
弁護士は,ご依頼いただくと,場合によっては数年,
依頼者様と,同じ問題を共有する。

その問題が解決したとき,
「また何かあれば…ないほうがいいですけどね」
と笑顔でお別れすることも多い。

そんな中,しばらくして,
「その節はお世話になりました。覚えていらっしゃいますか?実は…」
とご連絡いただくこともある。
ご依頼頂いた件との関係だったり,全く別の問題だったり。

弁護士に連絡することは,本当に勇気がいることだし,
(私はそれができなかったから,自分が弁護士になろうと思ったわけで)
そういう何かがあったとき,またあの弁護士に相談してみようかな…
と思っていただけたら,本当に,この仕事に就いてよかったなと思える。

これからも,そういう仕事をしていきたいと思う。
2019.06.23 / Top↑
もう7年以上前かな,
このブログに「牛久にも弁護士はいます」って書いたよね。

東京都青梅市に2つめとなる事務所を開いて半年近くが過ぎ,
また同じことを思っている。
東京都青梅市は,茨城県牛久市以上に,東京都心には遠い。
都内なんだけどね…。

弁護士に相談,と考えると,多くの場合,立川に行くらしい。
立川には,東京地裁(家裁)の立川支部があり,そうすると
必然的に,近くに事務所を開いている弁護士がたくさんいるので。

だけどね。弁護士の力を必要としている人は,
裁判所の周りだけにいるわけではない。当たり前だけど。

だから私は,あえて,弁護士が少ない地域で仕事をする。
弁護士に相談したいと思ったとき,都心までとか,立川までとか
とにかく場所的にも遠いなあ…と思って二の足を踏むことがないように。

弁護士に相談するなんて,それだけでもハードルが高い。
(弁護士になる前の私がそうだったように。)
まして,わざわざ出かけていく,という距離だったら,もう,
諦めてしまうかもしれない。そういうことがないように。
適切に,争い事が解決しますように。そう思って仕事をしている。
2019.03.24 / Top↑
ある事件の裁判で,担当裁判官が変更になることがわかっており,
今日,その裁判官と初対面となる期日だった。

きちんと双方の主張を事前に検討して下さっていて,
きっちり訴訟指揮を取るタイプの裁判官で,依頼者さんにも
「いい裁判官でよかったです」とお伝えした。

その後,事務所に戻る道すがら…
ん?
なんか,あのきびきびしたやりとりに覚えがあるな…と記憶がよみがえる。
2019.02.07 / Top↑
司法修習を終えて,すぐに独立開業することを
「即独(ソクドク)」という。

私が即独開業したのは平成23年8月。
たぶん当時から何度も書いていると思うけど,
就職できない(既存事務所に入れない)から仕方なく,
というのでは,うまくいかないと思う。

もっとも,ここ数年,新人弁護士の就職状況は改善しており,
「仕方なく即独」という人は減っている(と思われる)。
そもそも「即独」が超少数派だけど。

ちょうど司法修習が始まったところの72期のみなさんの
即独の相談も受け始めている。
前職などがしっかりあり,それを活かしてという,積極的即独の方ばかり。
きっと,みなさん,うまくいくだろうと思う。

でも,前職などのバックグラウンドがなくても(私もそうでした),
即独でやっていく道もある。
迷っている方,遠慮なくご相談くださいね。
2018.12.21 / Top↑
弁護士になってから,年に1度くらいのペースで,
法律関係のお話をさせて頂く機会がある。

今日は,市民後見人養成研修プログラムの中で,
「民法」について2時間,講義を担当させていただいた。

もちろん2時間でお話しできることには限りがあるわけで,
ご依頼いただいてから,何をどうお話ししようかなあ…と
思い悩んできた(裏話ですね…)
2018.11.08 / Top↑
ご報告が遅れましたが,おかげさまで,
「どうぞよろしく」のところに記載しておりますとおり,
東京都青梅市(JR青梅線青梅駅徒歩4分のところ)に
2軒目となる事務所を開設しました。

牛久事務所とは,圏央道で結ばれている位置関係です。
今後,私は青梅の事務所を中心にお仕事させて頂くことになります。
引き続き,お引き立てのほど,どうぞよろしくお願いいたします。
2018.10.14 / Top↑