茨城県牛久市の弁護士小室光子の記録です
ブログを始めてから,大晦日を迎えるのは今年で5度目。

2005年の大晦日は,旧司法試験受験生,
2006年の大晦日には,旧司を諦め,中央ローに入学することが決まっていた。
2007年,2008年の大晦日は,法科大学院生として迎え,
そして2009年は,司法修習生としての大晦日。

・・・こう書くと,一見,順調に見えるからこわい(^^;

ああ,でも,やっぱり
ブログを始めたことが,司法試験との関係において
大きな転換点となったことは,間違いないような気がする。

ブログを通じて,司法試験受験についてたくさん語ってきた。
最初は一人言に近かったけれど,いつのまにか多くの人たちと
交流させて頂けるようになって,本当にたくさんの力を頂いてきた。

何度も書いていると思うけど,ブログを始めていなかったら,
司法試験受験を続けられたかわからないし,合格もなかったと思う。

今年も見てくださって,ありがとうございました。

さすがに明日と明後日はお休みだけど,
それ以外は冬休み中毎日,冬期講習に通っている。
まあ,本人が行きたいと希望して通っているんだから,いいか。
(要するに,私がちょっと手持ち無沙汰なだけ^^;)

今月は毎週のように模試を受けていて,多いなあと思ったけど,
司法試験の答練を思い起こせば,そんなもんか。
どうにか第一志望校の合否判定もAを取れているので,一応安心・・・かな。

今日から文字通り(笑)年末年始の休日なわけだけど。
刑事裁判修習,もう半分が終わってしまったんだよね。

やっぱり2か月って短いなあ。
しかも,前期修習がないからだと思うけど,
講義の類や即日起案とその講評もあるから,
実質的な実務修習としての日数は,ほんと短い・・・。

けど,与えられた条件の中で,しっかり頑張って,
実務に耐えうる最低限の知識や技術を身につけないとね。
残りの日々も頑張ろう。

自由研究日っていうのは,休日等以外の日で,
「出席および具体的な修習課題を行うことを要しない」日のこと。

あくまでお休みとは違うんだよね。
修習生には,カレンダー通りの休日以外に,
お休みという概念はないわけで。

もっとも,
受験生のときは,休日でも「お休み」っていう感覚はないよね。
常に受験のことが頭にあって。

今は,(2回試験のことは気になるけど)
自分の受験からは解放されたものの,
息子の受験が気になるところ。

何度も書いているけれど,私は他学部(演劇科)卒。
で,今日は久しぶりに大学時代の友人たちと飲んだよ。

私が司法試験に合格したことをお祝いしてくれる会(&忘年会)。
集まったのは3年ぶり。私がローに入る前の今頃ぶりだから。

私が大学生だったのって,もう20年も昔の話だけどさ,
案外見た目とか,まして考え方の基本とか,変わらないんだよね。
集まると,そこにはそのメンバーの時間軸があるわけで,
一気に当時のことを思い出したりするのが面白い。

改めて,出会えたことに,そして今もこうして会えることに,
感謝の気持ちでいっぱいになる。ありがとう,みんな。

と同時に,今現在,この時をともに過ごしている人たちにも,
すごく感謝の気持ちがわいてくる。

いろんな人に支えられて,今を生きていることを,幸せに思う。
ありがとう。

刑裁修習中の修習生は,問研起案っていうのがあったよ。
修習が始まってから,これで2回目の即日起案。

いつものことながら,文章を書くこと自体は好きなので,
けっこう楽しかった→もちろん,できたわけではない(^^;

まだ書き方の要領を得ない部分があるから,
書くべきことはわかっても,どう書けばいいかわからず,
ちょっとストレスを感じたりもしたけどね。

今回?から,少し出題形式が変わったらしい。

今日は午前中,傍聴で,午後は「記録演習」ってやつだったよ。
「記録演習」は,記録教材を使っての修習。

各自が事前に記録を検討し,結論を提出するとこから始まる。
それをもとに今日は,配属部ごとに1時間20分ほど議論して,
部の意見をまとめて発表するの。
その後,意見を出し合い,講評を聞く,という内容だった。

ローでやってたゼミみたいな感じで,面白かったよ。

明日は即日起案。今年の締めくくりだし,頑張ろう。

ウィークデーの真ん中に休日があると,
なんか貴重な感じがするよね。

今日は,あさっての即日起案に向けて勉強。

と思っていたのだけど,年賀状を書いたり,
いつもより丁寧に家事をしたりしていたら
夜になってしまった・・・。

もっとちゃんと勉強もしないとまずいな。
年末年始,息子も受験でどこにも出かけないし,
もうちょっと勉強しよう。

今日は冬至ということで。
冬至といえば何?という話題になった。
私が思いつくのは,ゆず湯くらい(フツウすぎる)。

修習中の刑事○部の部長は,子どもの頃から
冬至といえば「かぼちゃのお汁粉」なんだって。

へえ。こういうのもあるんだね。
確かにけっこううまそうだな。

初めて,ビデオリンク方式の証人尋問を見たよ。
(刑事訴訟法157条の4参照)

事件の性質などから,
法廷で(被告人の前で)証言することが困難な場合に,
テレビ電話みたいな感じで証人尋問するやつ。

なるほど,こんなふうにするのか。
裁判官,検察官,弁護人には証人の様子がよくわかるし,
手元の別カメラを使って書面を示したりもできる。

刑事裁判は激変しているね。

今日は,来春ローに入学する友人と飲んでいて,
受験生だったときの気持ちを思い出した。

司法試験に限らず,「受験生」が「頑張る」のは
いわば当たり前のことで,みんなが頑張っている中で,
やっぱり最後は,体力や精神力をふくめた,
人間力の勝負になるんだろうな,って思う。

ぎりぎりの瞬間において,どう思い,どう行動するか。
ほんの一瞬の判断の違いで,人生が変わってくる。

ま,そういう意味では,受験に限らないけどね。

密接(笑)

あくまで,私が今通っている,
東京地裁刑事○部での修習の話だけど。

修習生は5人。
最低でも平日は毎日,8時間程度を共に過ごすことになる。

そりゃあ,親しみ?やら愛着?もわくってもんだよね(^^;
初めて会った日から,まだ半月程度だというのに,
なんだかもう,ずっと前から知っているような気がしてる。

過去,
OLをしていたときや,会計事務所で働いていたときなども
毎日限られた人と,長時間を過ごすことはあったけど,
上司,部下の関係があったから,今とはだいぶ違うんだよね。

今は,年齢差はあっても,同じ「新63期」ということで,
仲間意識というか,ある意味,家族的な感覚というか,
同じ釜の飯を食う関係というか,ローでの人間関係とも違う,
(ローでの人間関係もまた,特別感があるけどね^^)
ちょっと特別な感覚があるなって思う。


刑事○部で修習してるみんな,いつもありがとう。
これからもよろしくね。
昨日,発表があったんだよね。
合格して,いよいよ法曹デビューされる先輩方,
おめでとうございます

午後5時すぎ,傍聴から戻ったら,
たくさんの先輩方が合格の報告に来られていて,
なんだかまぶしかったな。

修習仲間たちと,
「来年,絶対いっしょにあいさつに来ようね!」
「ひとりも欠けることなく!」
って,誓い合ったよ(^^)

来年の今頃,今座っている席を懐かしく思うんだろうな。


今日は,午前中2件傍聴し,
午後は少年部修習の準備講義だったよ。

東京修習の場合,家庭裁判所での修習が全部で5日ある。
5日を少年審判と家事審判で半分ずつ割り当てられ,
刑裁修習期間中は,少年部での修習があるの。

で,今日はそのうちの0.5日を使って講義だったわけ。

いやあ・・・
私は毎日,「少年」(15歳の息子)に触れてるからね。
しかも母子家庭でしょ。

身につまされる話がいろいろあって,苦笑したわ(^^;

今日は,午前中は傍聴,午後は傍聴と共通問題研究だったよ。
まだ,修習が始まって半月程度が過ぎたにすぎない。

それなのに,毎日,いくつも裁判を傍聴していると,
裁判という「特別」が,「日常」のように思えてしまいそうになり,
その一つ一つの重みを忘れてしまいそうになる。

東京地裁の建物の一室で講義を受けていた今日の午後,
同じ東京地裁でこういう判決が出ていたんだね。東京大空襲に関係して。

当事者はたくさんの思いを抱いて,あの場にいたんだよね。
それを,そのかけらも知らず,日常を過ごていた自分の無力を,
ある種の鈍感さを,改めて実感する。

社会の耳目を集める事件に限らず,私が今日傍聴した裁判だって,
同じことなんだよね。それぞれに,それぞれの事情がある。

法曹にとっては日常でも,
当事者には非日常,「特別」であるということ,
一つ一つの事件の,一つ一つの思い,
そういうことを大切に思う気持ちを忘れずにいたい。

東京地裁刑事14部は,いわゆる令状部。
勾留請求,保釈請求などの対応を専門に扱うところ。
今日は一日,そこで過ごしたよ。

東京の場合,事件数が膨大だということもあって,
前日に勾留請求された事件について,翌朝,裁判官がまとめて一気に
記録を読み,お昼をはさんだくらいの時間帯に次々と勾留質問をする。

で,修習生は,指導してくださる裁判官が担当した事件について,
記録をざっと読ませて頂いた上で,勾留質問に立ち会うわけ。

文字通り,次々と手続きが進んでいくのだけれど,
決して機械的な流れ作業ではなく,いや,一見そのように見えるのだけど,
実は個別の事情にきめ細やかに配慮して判断を下す裁判官の姿に触れて,
感動した。やっぱりプロなんだよなあ,当たり前だけど。

抽象的には,これまでも何度も耳にしてきた。
常にたくさん事件をかかえているとか,
期日に追われているとか,裁判官の忙しさについて。

民事にせよ刑事にせよ,裁判修習のとき,
修習生は常に,裁判官のすぐそばにいることになる。
法廷傍聴のときはもちろん,それ以外の時間は,
裁判官室に修習生用の机があって,そこで過ごすわけで。

そうすると,やっぱり肌で感じるんだよね。
裁判官の忙しさ。

私はけっこう色んな職業を経験したり,見聞きしたりしてきて,
忙しくない職業なんて,たぶんないんだろうと思っている。
それぞれの職業に特有の忙しさがあるけど,それって
身近に見ていないと,なかなか実感としてわからないんだよね。

そういう意味でも,今の時間は貴重だなって思う。
裏話的なことを聞けるのも,その現場にいればこそだしね(^^;

今日は,受験する高校を決める三者面談だったよ。
息子の担任の先生に無理を言って,
遅い時間(5時に裁判所を出て到着可能な時間)に設定してもらった。

修習仲間から,
三者面談で面白いことあったらブログに書いて下さい,
と言われたので期待してたんだけど,当然のことながら,
面談には,面白いことは別になかったわ。

ただ帰りがけに,校庭で並んで座ってた野球部の子たちの前を,
息子と並んで通り過ぎたら,「ラブラブ~!」と冷やかす声が。

直後に「ちげーよ。あれ,親子だよ」って別の子が言ってたけどね(笑)


ああ,そういえば昔,息子が小さかった頃,
大人になったら恋人同士みたいに見える親子になりたいな,
とか妄想したっけ・・・・(相当な無理がある)。

なので,息子の「ばかじゃね」のつぶやきをよそに,
ちょっと嬉しかったりした。

今日は,はじめて和光市にある司法研修所に行ったよ。
外から見た印象より,建物の中(教室)はきれいだったな。

夜はクラスごとに飲み会があったんだけど,
前にも参加した,某刑事弁護の勉強会に申し込んでいたので,
そっちに出席したよ。

早く仕事ができるようになりたいから,修習はもちろんだけど,
こういう機会も大切にしたいと思う。

今日は,私が配属されている部で裁判員裁判があったので,
傍聴させてもらったよ。

今は司法修習の期間も短いし,タイミングによっては,
1度も裁判員裁判を見ないままに修習を終えてしまうことになる。
これから法曹になる者にとっては,避けては通れない制度だし,
傍聴の機会がないとすれば,残念なことだと思う。

幸い,私の配属先では,このタイミングで裁判員裁判があったけど,
明日の評議(裁判員が議論して,判決を決める手続き)を見ることができない。
・・・明日は司法研修所での合同修習があるから。すっごく残念。

けど,今日の傍聴では,裁判員裁判以外の刑事裁判とはまた違った意味で,
色んなことを考えさせられた。

で,夜は,初めてのクラス飲み会だったよ。
クラスのメンバーは,まだほとんど認識してない(^^;
けど,もともと知り合いだった人もけっこういる感じ。

んで,さらに帰宅後は,息子と語り合ってしまった。
(たまに語り合いが盛り上がって,深夜に及ぶ・・・)


今日は朝から,
「法と教育学会」の設立準備総会・シンポジウムに参加してきたよ。

司法試験の勉強を始めたあとだけど,ずっと,
市民に身近な司法を実現するためには,
義務教育段階からの法教育が必要だって思ってきたんだ。
日本では,法についての教育があまりにも手薄だなあって。

法教育を受ける機会がないから,かつての私みたいに,
法律なんか自分には関係ないと思って大人になる人が多いんだろうなって。
そして,法的トラブル(私の場合は離婚だけど)に巻き込まれてはじめて,
法律はどうなってるんだろう?弁護士に相談とかできないのかな?
って思っても,敷居が高くてどうしようもない,ってことになるわけで。

法テラスができ,裁判員裁判も始まって,少し前に比べたら,
だいぶ司法は身近になったのかもしれない。
けど,まだまだだよね。

もちろん,なんでもかんでも「訴えてやる!」みたいな社会が,
理想的な社会だとは思わない。
けど,守られるべき権利が普通に守られる社会であってほしいと思う。

裁判員裁判や,争点等が複雑な事件の裁判に備えて,
あらかじめ争点や証拠の整理を行う公判前整理手続。
刑事訴訟法316条の2以下,枝番たくさんあるやつね。

条文も長めのが多いし,択一前に一読した程度だったけど,
ここ数日,熟読してる<遅すぎ。

今日は実際の公判前整理手続を傍聴したんだ。
やっと,これがあの条文のあれか,ってイメージできた。
全部ではないけどね。

やっぱり,実際に見てみないと,わかりづらいこともあるよね。
司法修習は,百聞は一見にしかずの毎日かも。

今日は午前中,2件傍聴して,
午後は共通問題研究っていう修習だったよ。

講義形式で刑事裁判手続きを学ぶ感じ。
もちろん,片っぱしから当てられる。

刑事訴訟規則は,ローの模擬裁判のときに見た程度だったんだけど
今は毎日法廷を傍聴している分,イメージを持ちやすい。
ほんの1週間前まで,ちょっと考えないと言えなかった(恥)冒頭手続きも,
さすがに毎日見ていれば,すらすら言えるようになるしね。

あとは,毎日,いろんな弁護人を見ることができることが,
すごくいい勉強になっていると思う。
実務に就いたら,他の弁護士の法廷活動を毎日見るなんてありえないから,
今のうちによく見ておこう。

昨日は,午前中に法廷傍聴,午後は民裁の導入起案,
夕方から夜遅く(笑)まで,配属部で歓迎会をして頂いた。

今日は,午前・午後いずれも法廷傍聴,
夕方は令状部(東京のみにある,令状専門部)修習に備えた講義。
講義はもちろん,片っぱしからあてられる感じで。

ロー生のとき,いや,その前から,刑事裁判は何度も傍聴してるんだけど
傍聴席からしか見たことがなかったのね。当たり前だけど。
修習生は,原則として傍聴席ではなく,バーの内側から傍聴する。

こっち側から見ると,また違ったものが見えてくるものだね。
刑事裁判は,人が人を裁く場なんだよね。その重みを改めて実感したよ。