茨城県牛久市の弁護士小室光子の記録です
と、言われることがある。
「弁護士=男性」だと思っていたらしく、単純に驚いただけで、
その後のやりとりに全く影響がない(女性弁護士であることを
全く気にしておられない)という場合が大半だけど。

でも残念ながら、明らかに「なんだ、女か!」のときがある。
めったにないけど。というか、数回しかないけど、今のところ。
いまだにあるんだねえ、こういうの。

新卒で就職したときには、そんなのが当たり前だった。
女性は男性の2倍働いて成果を出して初めて認められる、みたいな。
あれから20年以上たっているし、弁護士という職業は、少なくとも
裁判所や警察署などで差別的扱いを受けることはないけれど…。

ま、逆に「女の先生にお願いしたかったんです」とか「女の先生でよかった」
と言って下さる方もいらっしゃるし(実際はそのほうが多いです)、
新卒で働いていたころみたいな、悔しい気持ちとか悲しい気持ちとかはないけどね。
牛久には東日本入国管理センター(ざっくり言うと、
退去強制令書の発付を受けた外国人が、
出国までの期間を過ごす収容施設)があって、
牛久で弁護士をしている私は、入管問題と無関係ではいられない。

牛久の問題に限らず、入管での対応や判断について。
詳細は書かないけど、すごく、「不透明」だと感じる。
基準がわからない。同じようなケースなのに、なんで
Aさんには認められて、Bさんには認められないのか。

何か理由があるはずだけど、聞いても教えてもらえない。
もしくは、納得のいく回答は得られない。
日弁連から毎月1回発行される「自由と正義」という
機関紙(?)があって、その2月号の特集の1つが
「即独・ノキ弁の今」というテーマだった。
(座談会に私も出席させて頂きました^^;)

そこでの分析に、即独のパターンとして大まかに、
「①修習開始当初からないしは早期に、自分で自由に仕事をしたい等の
積極的な理由により独立を決意し、実務修習中に情報収集を行って
開業準備を開始する場合」
「②既存の法律事務所への就職が難しいことから、弁護士登録のための
残された選択肢として即時独立を選ぶ場合」
に二分されるとの記載がある。近時②が増えているとの分析も。

私の場合は(しつこいけど過去に何度も書いているとおり)①だし、
私のまわりにいた、同期の即独者はみんな(といっても数名)①だった。

②の場合でも、できれば既存の事務所に入りたいけど、即独も同レベルの
選択肢として検討している、という人はあんまり心配いらないのかなと思う。

けど、理由はともあれ、「自分は即独なんて絶対ムリ」という視点から
既存の事務所への「就職活動」をしている人の中には、心配になる人もいる。
(私が心配することでもないし、人の心配している場合でもないけど…)

既存の事務所に入れればどこでもいい、どんな事務所でも即独よりいい、
と思ったら大間違いな場合もあるんじゃないかなあと。
十分な給与をもらって、丁寧な指導を受けられて、自分も成長できて…
なんていう事務所は、そんなにたくさんはないんじゃないかな。

そう思うと、大半の新規登録弁護士は、多かれ少なかれ「自力で何とかする」
という覚悟が必要なんじゃないかな。どういう形で働くにしても。
弁護士の仕事は、ある意味、人に寄りかかられる仕事なんだから、
その弁護士が、弁護士として誰かに寄りかかっていてはいけないと思う。
(もちろん、指導を仰ぐのは別。)
仕事以外で車の運転をすることはほぼないので、
仕事の外出予定がないと、運転をしないことになる。

何度か書いているけれど、あちこち移動して、1日に
都合4時間とか6時間とか運転する日が続く週もある。
そんなときは、
「今日って実働2時間もないな~。あとは移動だもんな~」
と、ちょっと疲れたような気持ちにもなるけどね。

今日は珍しく全く車の運転をせずに終わり、
昨日とかも長距離の移動をしたわけでもない。
そうすると、何か物足りない。車の運転が好きだから。

かといって、目的なく運転するほどには気持ちも時間も余裕がない。
だから、仕事上、ほどよく遠方への移動が入っているくらいが、
精神衛生上もいいみたい。
土日でも祝日でも、事務所にいれば、電話が鳴ることがあり、
電話が鳴れば、いるからには、出る。
事務所にかかる電話は、仕事の電話だから。

今日はいろいろ電話があったので、特に気にせず、
「ヒツウチ」で鳴った電話に出たところ、
「作曲家の小室みつ子さんとは別人ですよね」って。

…だいぶ前にブログにも書いたよねえ。
「小室みつ子ではありません」って(苦笑)。
別人であること、事務所の電話番号調べられるくらいなら、
ちょっと検索すればすぐにわかるのに…と、いらっとしちゃった(^^;
という表現が正しいのかどうかわからないけど。
「弁護士 独立のすすめ」という本に私の事務所も出ています。

まあ…書いたことは、このブログや他のいろんなところで
話したり書いたりしたことと同じなので、私に関しては何も面白くないけど、
若手(60期以降)弁護士の独立開業のエピソードが集結しているので、
これから弁護士になろうという方や、独立を志す方には参考になるかも。

というか、私は「とりあえず」で始めた部分が多いので、この本に限らないけど、
先輩方のお話をたくさん聞いて、業務改善していきたいと思う。
先日、茨城県内の、司法修習63期のみんなで同期会を開いたよ。
63期は全国で2000人以上いる中、茨城県にいるのは、20人程度。

けっこういるんだなあ、と思っていたけど、こうして書いてみると、
同期全体の100分の1以下なわけだから、率から見たら少ないか。
やっぱり東京とか大阪とかに集中しているからね。

何度も書いているけれど、修習生のみんなは(任官でほぼ心配ない方はともかく)
修習後に向けて今から具体的に動いたほうがいいと思うよ。
もっと言えば、司法試験受験生のみんなも、合格した後のことを、
ぼちぼち考えたほうがいいと思う。

それはともかく、
一昔前で茨城県だったら、同期の同業者は数えるほどしかいなかったわけだし、
こうやってある程度の人数が集まれるというのは心強いと思った。
(ええ。私は登録は64期ですがね^^;)