茨城県牛久市の弁護士小室光子の記録です
昨日と今日,地元牛久では恒例の「かっぱ祭り」だったよ。
全く関与も参加もしていないけれど,いつもと違う町の喧騒があって,
なんかいいね,って思った。
息子が小さい頃だったら,いっしょに出かけたりしたんだろうな。

仕事の関係で,この土日も行動範囲が他県にまたがったりもしている。
どこに移動しても,この時期はご当地夏祭り(に伴う交通規制^^;)がある。

どこのお祭りでも,たくさんの人出がある一方,
それとは全く関係なく進む時間を生きる人もあるんだよね。

お祭りの喧騒の中で仕事をしていて,そんなことを思ったりして。
当たり前に,お祭りに行ったりできる日々って,本当に幸せなことだよね。

【2013/07/28 22:08】 | 雑談
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今日の午後2時から開かれ,私も弁護団の一人として参加した。
奇しくも今日,この訴訟の被告である日本原電は,
東海第二原発(と敦賀1号機,2号機)の再稼働を申請する意向を示したらしいね。

それはともかく。

今日の訴訟指揮には心底びっくりした。
(あくまで私個人の感想です。)
民事訴訟法148条1項は,
「口頭弁論は,裁判長が指揮する」とし,
口頭弁論期日の進行について,裁判長にその指揮権があると定めている。

一方,同法150条は,
「当事者が,口頭弁論の指揮に関する裁判長の命令(中略)に対し,
異議を述べたときは,裁判所は,決定で,その異議について裁判をする」
と定めている。

今日法廷で,当事者である原告から,裁判長の訴訟指揮に対して,
異議が出た場面があったの。

条文に明らかなとおり,当事者は,訴訟指揮に対して異議を述べることができるし,
それに対して,裁判所は,裁判,つまり何らかの判断をすることになっている。

原告らは,この条文を根拠として異議を述べたのだけれど,
裁判長は,なんと,「黙りなさい!」と一喝した。

本当に,びっくりした。

「傍聴人」が傍聴席から個人の意見を述べているのではない。
「当事者である原告」が,法の規定の基づいて異議を述べているのに,
それに対して「黙りなさい」とはどういうことだろうか。
そんな権限が,裁判長にあるのだろうか。

結局,裁判長が「閉廷します」と言い放ち,今日の法廷は強制終了。
異議に対する裁判はなされず,宙に浮いたままということになる。



余談ながら,ふと,修習生のときに見た訴訟指揮を思い出した。
個人が弁護士もつけずに行っていた民事訴訟だから,全く場面は違うけど,
ある原告が,裁判の進め方(要は訴訟指揮)に対してどころか,
裁判官に対する個人攻撃みたいな暴言や,近くで傍聴していた
(私たち)修習生に対して書類を投げつけるなど,大荒れになったことがあった。

でも,私たちの指導担当でもあったその裁判長は,ただの個人攻撃の暴言も,
とりあえずは発言を遮らなかったし,まして「黙りなさい」なんて
上から押さえつけるようなことは,一言も言わなかった。

比較には全くならないけど,なんか,帰りの高速道路でそれを思い出して,
今日の「黙りなさい!」が,悲しくすら思えた。


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【2013/07/11 22:47】 | お仕事
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No title
mico
秘密コメントくださった方,ありがとうございます。
原告の数が多い裁判ですので,異議が同時に多数出たりした場合,
裁判長がある程度大きな声で制するようなことはあるのかな,
と思っていたのですが,まさかいきなり,
「黙りなさい!」だとは思っていなかったので,驚きました。


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はじめまして。受験生です。

そんな裁判官の方がいるんですね。

ロースクールで裁判傍聴などに行った際、肩ひじつきながら、目をつむっていた裁判官を見て驚いたことがありました。しかも、刑事事件でですよ!被告人の人生がかかってるのに!!

でも、micoさんのブログに書かれている裁判官はもっとインパクトありますね。

いつも、ブログ楽しみにしてます。

micoさんのブログを拝見していると、即独するのも大変そうですが、とてもやりがいがありそうだと感じます。



No title
mico
15日8:29にコメントくださった方,ありがとうございます。
私も,刑事裁判(合議)で,完全に寝ている裁判官を見て,
驚いたことがあります。
「裁判官」とはいえ,やはり,所詮は「人」なんですよね。

即独は,しっかりと事前の準備をすることが必要ですが,
逆に,それができるのであれば,やっていけると思います。
今は発表待ちでしょうか?
今の時間も大切に,頑張ってくださいね!

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報道でご存じの方も多いでしょうが,
先週土曜日に,不法滞在等のフィリピン人の方が,強制送還されました。

私は,その,送還された人たちが収容されていた,
東日本入国管理センター(牛久入管)の近くで弁護士をしており,
入管に収容されている方やそのご家族等からお話を聞く機会も多いの。

きっと私も,何も知らなかったときであれば,
「不法滞在の人を国に帰して,何が悪いの?」
と思ったんだろう。

でもね。何でもそうだろうけど,そんな単純な話じゃないんだよ。
日本に,「家族」がいたりするんだよ。
愛し合って結婚して,子どもが生まれて。

それでも当たり前のように「偽装結婚」を疑われたりする。
実際,入管に収容されてから手続きするという人も多いと思うよ。
それだって,いろいろ事情があるんだよ。
本国では協議離婚ができないとか,独身証明を取る手続き上の理由とか。

なんでもかんでも,事情を問わず日本にいさせてあげるべき,とは私も思わない。
でも,人として,法律がどうこうじゃなくて,「人」として,
この人を生まれた国に帰すことを,どう正当化するの?と
問いかけずにいられないケースもある。

そういう個別の事情を,どこまで見てくれているのか疑問に思うから,
こんな乱暴なやり方での強制送還には抗議します。

【2013/07/09 00:11】 | お仕事
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大体どこも,1つしかないんだよね。
女性が留置される警察等,2つあるところもあるけど。

弁護人は,24時間いつでも面会できるけど,
(さすがに消灯時間は遠慮するけどね)
一般の方は,警察署で決められた時間にしか面会できない。
(警察署によって,微妙に時間帯が違うので要注意です。)

だから,弁護人としては,一般の方が面会に使う時間帯は遠慮し,
早朝,お昼時,夕刻以降,休日,に接見に行くことになる。
そうすれば,一般の方とのバッティングは避けられるから。

けど,弁護士同士はどうにもならない。
行ってみたところ,「今,別の先生がやってますんで」と待つことや,
自分が接見を終えて出たら,別の先生が待っておられることがある。

待つのはともかく,お待たせしてしまったときには,ほんと,心苦しい。
せめて2室,設けられないのだろうか…。

【2013/07/06 23:53】 | お仕事
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