茨城県牛久市の弁護士小室光子の記録です
東京地方裁判所での裁判を常時,数件受任している他,
弁護士会の委員会活動もあって,平均すると週に1度以上のペースで
東京に通っている。

私の事務所は,常磐線牛久駅のすぐ近くなので,
東京に行く時は,電車で行ったほうが間違いない。
(車は首都高に入るあたりから必ず渋滞するので。)

いつも,余裕を持って間に合う時間の電車に乗ることにしてるのだけどね。
先日,この時間なら間違いないという時間に駅に向かったところ,
某駅踏切で事故があって運転を見合わせているとのこと。
復旧見込みの時間もアナウンスされていたけれど,
その時間を待っていたら,絶対に間に合わない。

どうしよう…と一瞬途方に暮れて気づいたことに,
牛久にいて,東京に行こうとしていて,常磐線が止まったら,
公共交通機関の代替手段はないんだよね。
少なくとも,復旧を待つよりは,とにかく向かった方がいいと判断し,
車で東京方面に向かった。

けど,これもわかりきったことだけど,渋滞していて,
絶対に間に合わないことが判明。
少しでも早く東京(霞が関)に着く方法を私なりに考えて,
途中で常磐道を降り,つくばエクスプレスの駅から東京に向かった。

事前に裁判所には連絡しておいたけど,10分程度遅刻してしまった。
復旧を待つより(後からわかったけど,復旧予定時刻より,実際の復旧は
30分以上遅かったし),あのまま車で高速道路を走るよりは早く着いたと思う。
けど,
裁判の期日に遅刻したのは,今回が初めてのことで,すごく恐縮したし残念だった。
人は生まれたときには,他者との比較というレベルにおいて,
ゼロ
だと思う。同じ「人」として,自分の上も下もない。

そうであるにもかかわらず,
例えば性別,例えば人種や出身国,例えば心身の障害,
例えば学歴,例えば職業,

色んなことにおいて自己と他者の違いを見出し,
その人の判断において「自分より劣っている」と思ったときに
その対象に対して見下す表現や対応をするのはなぜなんだろう。
弁護士の仕事は,色んな意味で「交渉」をする場面が多い。

いわゆる消費者金融の担当者の方とお話しすることも多く,
これまですでに,かなりの数の方と電話でお話ししてきた。

任意整理の場面(今ある借金の返済要件を緩和してもらう交渉)だと,
かなり威圧的な対応をされることも多い。

仕事なんだから,お互い様の面もあるし,仕事上の電話で侮辱的なことや
威圧的なことを言われても,別に何とも思わない。
まあ,言われた瞬間は,腹が立つこともあるけど,
電話の向こうのその人と,会ったこともないし,あくまで仕事上の会話だけだから。
(例えば,全然違う場面で会ったら,意気投合するような人なのかもしれないし。)

けど,そんなのが日常なので,つい,消費者金融の担当者さんからの電話には
構えるようになってしまって(また何か言われるのかな,みたいな)。

そんな中,最近,初めて,何ていうか,「人」としてちゃんと話をさせてもらえる
担当者さんに出会った。正直,かなりびっくりしている。

消費者金融の社員さんで,交渉の最前線に立っている方の中にも,こんな人がいるんだ。
どんなに威圧的な対応でも無理な和解を,この人なら成立させることもあるだろうと思った。

今日は朝から仕事で霞ヶ関に行き,
帰り道に母が通院している病院に立ち寄った。

このブログにもずっと書いているとおり,母は
私が法科大学院に入学したころだったか,
肺癌(ステージⅣ)が発覚し,
なぜか色んな試験直前期に悪化してきた(苦笑)。

けど,去年,治療完了後5年を経過して,ひとまず安心,
という状態になっていたんだけれど,先月の血液検査で,
いわゆるマーカー値が上がったとのことだった。