茨城県牛久市の弁護士小室光子の記録です
東京地方裁判所での裁判を常時,数件受任している他,
弁護士会の委員会活動もあって,平均すると週に1度以上のペースで
東京に通っている。

私の事務所は,常磐線牛久駅のすぐ近くなので,
東京に行く時は,電車で行ったほうが間違いない。
(車は首都高に入るあたりから必ず渋滞するので。)

いつも,余裕を持って間に合う時間の電車に乗ることにしてるのだけどね。
先日,この時間なら間違いないという時間に駅に向かったところ,
某駅踏切で事故があって運転を見合わせているとのこと。
復旧見込みの時間もアナウンスされていたけれど,
その時間を待っていたら,絶対に間に合わない。

どうしよう…と一瞬途方に暮れて気づいたことに,
牛久にいて,東京に行こうとしていて,常磐線が止まったら,
公共交通機関の代替手段はないんだよね。
少なくとも,復旧を待つよりは,とにかく向かった方がいいと判断し,
車で東京方面に向かった。

けど,これもわかりきったことだけど,渋滞していて,
絶対に間に合わないことが判明。
少しでも早く東京(霞が関)に着く方法を私なりに考えて,
途中で常磐道を降り,つくばエクスプレスの駅から東京に向かった。

事前に裁判所には連絡しておいたけど,10分程度遅刻してしまった。
復旧を待つより(後からわかったけど,復旧予定時刻より,実際の復旧は
30分以上遅かったし),あのまま車で高速道路を走るよりは早く着いたと思う。
けど,
裁判の期日に遅刻したのは,今回が初めてのことで,すごく恐縮したし残念だった。
そういえば,先月の大雪のときにも常磐線が止まり,
息子が大学受験会場に行けないということがあった。
(いくつかの大学が時間を繰り下げたり,追試験を実施した。)

そんな波乱万丈(?)な受験生活を終え,息子はこの春,大学生になります。
いいなあ。大学生(笑)



追伸
関係ないけど,
明日再審請求についての判断が出る袴田さんの件,冤罪だと私も思っています。
このブログに何度も書いていると思うけど,冤罪は,
無実の人を犯罪者に仕立て上げたという意味はもちろんのこと,
その真犯人を捕える機会を永遠に失ってしまったという意味で,
被害者も関係者も救われないし,最悪の国家的犯罪の一つだと思います。


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【2014/03/26 22:39】 | お仕事
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松岡
一つ前の記事にコメントをさせてもらいました松岡です。免罪…本当に許せないし信じられないです。たとえ無罪が確定したとしても取り上げられた時間は永久に取り戻せないですからね。 前回のコメントのお返事がもらえなかった…と勝手に少し落ち込んだりもしましたが、小室先生のブログを過去の分まで読ませて頂いて、答えはこのブログにあるな~と思いました。司法試験に再チャレンジするかはまだ決めかねていますが、それも自分の気持ち次第なんですよね。もっともっと強い覚悟が出来ないと到底乗り越えられる試験ではないですし。また何かを決意出来たらここに報告させて下さい。先生もお身体を大切にお仕事頑張って下さい。


mico
松岡さん,コメントありがとうございます。
また,前回のコメントについては大変失礼いたしました。
(申し訳ございません。チェックできていませんでした。)
司法試験に限らないかもしれないですが,自分で
やりたい,なりたいと思い,イメージが浮かぶ以上,
無理だとか不可能だとかいうことはないと思います。
可能性があるか,と言えば,あるに決まっています。
時間はかかるかもしれません。
でも,泣き寝入りする人を作りたくないという思い,
そのために,自分が,弁護士になるしかないという思い,
それを持ち続けることができたら,必ず実現します。
どうしても,必ず弁護士になるのだ,という覚悟ができたら,
あとは自明の理です。頑張ってください。
私も頑張ります。


松岡
小室先生、お忙しい中お返事ありがとうございました。とても嬉しかったです。あまり気負い過ぎても時間だけが経過してもったいない様な気もしますが、勉強にしっかりと取り組める環境と覚悟を早く整えたいと思います。たとえ合格が厳しくても途中で逃げ出す事だけはしたくないです。
ありがとうございました。これからも、ブログ楽しみにしています。


mico
松岡さん,私の経歴は,このブログに明らかなとおりですが,
私の場合は,「弁護士になろうかな」と頭に浮かんでから,
実際に弁護士になるまでには,
干支が一回りするくらいの時間がかかっています。
母子家庭での子育て,実家の父の介護,母の入院・通院付添など,
いろんなことがありながらの受験勉強でした。
でも,そういう一社会人としての経験すべてが,
弁護士として仕事をしていく上で,貴重なものだったと思います。
苦労(に限らず)経験が多い分,他者との共感も増えます。
今ある環境で,気負いすぎず,等身大で頑張ってください。
こちらこそ,今後ともよろしくお願いいたします。

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人は生まれたときには,他者との比較というレベルにおいて,
ゼロ
だと思う。同じ「人」として,自分の上も下もない。

そうであるにもかかわらず,
例えば性別,例えば人種や出身国,例えば心身の障害,
例えば学歴,例えば職業,

色んなことにおいて自己と他者の違いを見出し,
その人の判断において「自分より劣っている」と思ったときに
その対象に対して見下す表現や対応をするのはなぜなんだろう。
そういうことを,自分の中にも,「差別意識」があるんだと実感した,
高校1年生のときから考え続けている。
(当時の英語教師が,何でもない英語の授業の中で,そのことに
気づかせてくれた。)

結局人は,誰かとの比較において,(自分が優位にあると確認することにより)
自分の存在を確認したいんだろうね。「自意識」というやつ。

自分の存在意義を確認すること自体は,悪いことだとは思わない。
だって,自分なんかいなくても社会はもちろん,誰ひとりとして困らないし,
悲しむ人すらいないって思ったら,生きていられないから。

だけど,自分以外の他者を攻撃することによって,
自分の存在意義を確認するのだとしたら,それは,間違っている。
絶対に,間違っている。

他者を否定することは,結局のところ,自分の存在を否定すること。
否定の対象である他者を認識しているのは自分であって,
自分が認識した他者を否定することを通じて,究極,自分を否定しているんだよ。

そのことに,気付いてほしい。

それと同時に,(悪意はなくとも)差別意識を,ゼロの子どもに押し付けないでほしい。




子どものころ,実家の数軒となりに,「チョーセンジン」が住んでいた。
私は意味が全くわからなかったけれど,大人になってそれが「朝鮮人」だとわかった。
明らかに,その数軒となりの家を差別するような発言を,大人たちから聞いていたから,
子どもだった私も,そのお宅に対して,マイナスイメージを持っていた。
もちろん,理由もなく。
今,心底,恥ずかしいことだと思うし,たしかそのお宅には私より少し上の年代の
子どももいたし,当時どんな気持ちでそこに暮らしていたかと思うと,苦しくなる。

幸いにして,私はそのイメージを矯正することができた(と思っている)。
できないまま大人になり,次世代に,何の疑問も持たず,
(そして何の悪意もなく)イメージを押し付ける人もきっといるのだろうと思う。

大人たちこそ,当たり前だと思っている価値観を,今一度疑うことも必要だと思う。


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【2014/03/14 23:22】 | 生き方
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mico
秘密コメントくださった方,ありがとうございます。
メールさせて頂きましたので,ご確認ください。


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弁護士の仕事は,色んな意味で「交渉」をする場面が多い。

いわゆる消費者金融の担当者の方とお話しすることも多く,
これまですでに,かなりの数の方と電話でお話ししてきた。

任意整理の場面(今ある借金の返済要件を緩和してもらう交渉)だと,
かなり威圧的な対応をされることも多い。

仕事なんだから,お互い様の面もあるし,仕事上の電話で侮辱的なことや
威圧的なことを言われても,別に何とも思わない。
まあ,言われた瞬間は,腹が立つこともあるけど,
電話の向こうのその人と,会ったこともないし,あくまで仕事上の会話だけだから。
(例えば,全然違う場面で会ったら,意気投合するような人なのかもしれないし。)

けど,そんなのが日常なので,つい,消費者金融の担当者さんからの電話には
構えるようになってしまって(また何か言われるのかな,みたいな)。

そんな中,最近,初めて,何ていうか,「人」としてちゃんと話をさせてもらえる
担当者さんに出会った。正直,かなりびっくりしている。

消費者金融の社員さんで,交渉の最前線に立っている方の中にも,こんな人がいるんだ。
どんなに威圧的な対応でも無理な和解を,この人なら成立させることもあるだろうと思った。


【2014/03/13 23:26】 | お仕事
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今日は朝から仕事で霞ヶ関に行き,
帰り道に母が通院している病院に立ち寄った。

このブログにもずっと書いているとおり,母は
私が法科大学院に入学したころだったか,
肺癌(ステージⅣ)が発覚し,
なぜか色んな試験直前期に悪化してきた(苦笑)。

けど,去年,治療完了後5年を経過して,ひとまず安心,
という状態になっていたんだけれど,先月の血液検査で,
いわゆるマーカー値が上がったとのことだった。
もともと心配性な母だからね。
そりゃあもう,大変な騒ぎだった。

医師が,家族に説明するから,と言っていて,
自分には詳しい話をしないとか,
5年以上前,肺癌が発覚したときとおんなじ症状があるとか。
もう,「再発」したことは間違いない,というトーンだったの。

それで,ほとんど診察に同席したことのない兄が診察に同席し,
東京で訴訟の期日が入っていたので(結局は間に合わなかったけれど)私も
病院に行って,後から話を聞く,という段取りを組んだ。
入院とか治療方針とか色々あるかなあ,ということで。

…再発してなかったし,他への転移も全くなかった。
医師が言うには,「5年再発がなければ,再発ということはまずない」
とのことだったらしい(兄が聞いた話)。

やれやれ。というか。「ほらね。」というところ。
けど,深刻な事態でなくてよかった。

私の母は,典型的なマイナス思考な人。
自分で「不幸」を呼び寄せる。その思考に,私は徹底して反発してきた。
不幸だと思っているから,不幸なんだ,それを子どもにまで押し付けるな!と。

今も,母が自分で自分を不幸にしてるんだよね,という,その思いは変わらない。
ただ,そのことを,反発ではなくて,
母に伝えたい,わかってもらいたいと思うようになった。

そうやって,1を10くらいに悪く考えるから,悪くなっちゃうんだよ。
大丈夫だよ。兄だって私だって,義姉だって,みんな心配してるんだ。
いざとなったら,こうやって,平日の昼間にみんな,病院に集まるじゃないか。

…そういえば,兄に会ったのは2年ぶりくらいだな(笑)



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【2014/03/03 22:45】 | 雑談
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