FC2ブログ

弁護士小室光子の記録です

73年前の今日,戦争が終わった。

戦争を経験した方のお話を聞く機会が,どんどんなくなっていくよね。
私の父は,昭和9年生まれで,終戦のとき小学5年生だった。
父は末っ子だから,長兄は,戦争に行っている。
(生還し,私が中学2年のときに亡くなりました。)
だから,かろうじて,私は,直接,戦争体験を聞いている。

父は,茨城県での空襲を経験していて,
同級生と遊んでいて,空襲警報が鳴り,逃げるさなか,
いっしょに逃げていた同級生が,銃弾に倒れたという経験もしている。
(その同級生は亡くなっており,状況から見て,父がそのとき亡くなっていても
まったく不思議はないので,そうしたら私も生まれていないわけです。)
けど,その父もすでに亡くなっており,細部を確認することはもうできない。

それ1つとっても,リアルに情景を思えば,胸が張り裂けそうな思いになる。
そんなことが,同時に,何千,何万って起きていた時代。
そのことを,今を生きている私たちは,知らないといけないと思う。
直接,お話ししていただける方がいるのであれば,お話ししてほしい。

息子が赤ちゃんだったころ(それですらもう20年以上前になるのか…)
地元の区民センターみたいなところで,元特攻隊員だった方のお話を聞いた。
そういう企画が,当時はまだあった。

テレビでも,終戦特別企画,みたいなことをやっていたと思うけど,
(内容は玉石混交だったかもしれないけど,ドラマとかドキュメンタリーとか)
いつころからかな,そういうの,やらなくなったよね。
今日のテレビ番組表を見ても,私が見る限り,特に
終戦の日を意識した企画はない。

私が格別に終戦の日を意識したのは,戦後40年のころ。
あのころは,本屋さんに,戦争体験記というタイトルの本(ムックみたいなやつ)が
売っていて,今でも持っている。
そのころからでももう,30年以上過ぎるんだもんね。
過去になっても仕方ないのかな。

けど,そのころから思っていたけれど,
過去のこととして忘れかけたころ,同じことが繰り返されるのかなと危惧する。

私は,思想的に,右とか左とか,どうでもいいと思ってる。
誰もが,自分の頭で考え,自分の価値観で行動するべきだと思うし。
何か主張した時に,簡単にカテゴライズされて利用されたくないし。

戦争はやだ。特攻隊から生還した方の言葉を借りれば,
「戦争は,人殺し」だから。
それだけ。戦争をしない国家でありたい。あってほしい。
2018.08.15 / Top↑
弁護人が接見した直後に,
勾留中の被告人が逃走したという事件があったね。

日常的に,弁護人として「接見」をしている立場上,
他人事ではなく,かなり驚いた。

私はこれまで,茨城県内のあちこちの警察署,拘置所のほか,
東京都,千葉県,埼玉県,神奈川県,栃木県のいくつかの警察署で
接見の経験がある。

警察署によって,運用は微妙に異なる。
けど,どの警察署での接見を思い出しても,今回の事件のようなことは
ちょっと,想定しづらい。なんでこんなことに…。

2018.08.13 / Top↑