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弁護士小室光子の記録です

息子の国語の教科書に出ていたお話。
私もいつか、読んだことがある。

杉みき子さんの「あの坂をのぼれば」

著作権法に触れちゃうかしら、と思いつつも、ちょっと抜粋。


-あの坂をのぼれば、海が見える。
少年は、今、どうしても海を見たいのだった。
細かく言えばきりもないが、やりたくてやれないことの
数々の重荷が背に積もり積もったとき、
少年は、磁石が北を指すように、まっすぐに海を思ったのである。
自分の足で、海を見てこよう。
山一つこえたら、本当に海があるのを確かめてこよう、と。

-あの坂をのぼれば、海が見える。
しかしまだ海は見えなかった。
はうようにしてのぼってきたこの坂の行く手も、やはり今までと同じ、
果てしないのぼり下りのくり返しだったのである。

もうやめよう。
急に、道端にすわりこんで、少年はうめくようにそう思った。
こんなにつらい思いをして、坂をのぼったりおりたりして、
いったい何の得があるのか。
この先、山をいくつこえたところで、本当に海へ出られるのかどうか、
分かったものじゃない・・・・・。

(以上、学校図書出版㈱小学校国語6年上より)

こ、これは何度も司法試験に落ち続けた者の気持ちか!?
と、じーんときてしまったので、書いてみました~。

その後がまた、私の今の気持ちにしっくり。

(再び抜粋)
-あの坂をのぼれば、海が見える。
少年はもう一度、力をこめてつぶやく。
しかし、そうでなくともよかった。
今はたとえ、この後三つの坂、四つの坂をこえることになろうとも、
必ず海に行き着くことができる、行き着いてみせる。
(抜粋ここまで)

あの坂を上れば、合格が見えるよねっ。
ま、あと3回も4回も受験するつもりはありませんが。

というか、旧試験を受けるのは、正真正銘、今年が最後。
2006.04.18 / Top↑
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