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弁護士小室光子の記録です

司法試験の勉強を始めて,憲法を勉強し,
最高裁判所は「人権の最後の砦」というフレーズを聞いたとき,
すごく感動して,日本の憲法はすばらしいって思った。


今日,テレビでドキュメンタリー番組を見ていて,
そこで特集されていたのは,少年のときに
強姦未遂事件で逮捕された人たちが収監されるまでの日々。

ダイジェストをここで見ることができるので,興味のある方はぜひ。

彼らが,本当にやっていないのかどうかまでは,わからない。
ただ,この番組を見た限りでは,
事件自体がなかったのではないかとすら思われた。

もし,これが冤罪だったとしたら・・・と考えてみる。
その代償の大きさはすぐにわかる。
取り返しがつかないということも。

番組中,最高裁からの「上告を棄却する」という判決文を受け取り,
その理由が「たった5行ですよ」と涙する彼らの映像があった。

そして彼らは,収監され,服役している。もし,やっていなかったら?
やってもいない罪により,刑務所で服役しているとしたら?


彼らが上告したのは,2007年8月のこと。
ちょうど,私がローの企画で最高裁の見学に行った時期。

なんか,自分の無力を改めてしみじみ思った。
(結びつけて考えること自体おこがましいが)


もし,本当に,彼らがやっていないのだとしたら,
最高裁は,
人権の最後の砦としての役割を果たさなかったことになるんだな・・・。


2009.06.01 / Top↑
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