茨城県牛久市の弁護士小室光子の記録です
この前,申し込んだという講座ね。
民事系と刑事系,両方申し込んだんだけどさ。

刑事系では事件記録(教材)を渡されて,
判決起案をして提出するのが課題。
せっかくの機会だから,一人で起案するようにとの注意書きつき。

あのう・・・1度も書いたことがないのですが。
ローで模擬裁を取っていたので,かろうじて記録の見方は,
ほんのちょっとだけ,わかる。

しかし・・・何をどう書けばよろしいでしょうか。みたいな。
記録(教材)をざっと読んだところでは,被告人は無罪を主張しているし,
どっちともわからん。

この記録だけから,有罪・無罪を判断するのか。難しいなあ。

もっとも,修習は基本的に,
海に投げこんで泳ぎを覚えさせる方式らしいし,
今の時期に少しでも練習できることを,幸いと思うことにしよう。

 コメント
この記事へのコメント
二回試験2ヶ月前でも泳ぎを覚えてないよ(T_T)

形式面は、判決起案の手引きと、1審解説の判決のとこみると少しはなんとかなるかもしれないですけど、事実認定の仕方は、ここで語るのは難しいですね。ただでさえ、まだ泳げてないので。

今度、ロー卒業の段階でどのくらい勉強されているのか教えてください。ぼくも大学で講義をしたいので、把握しておきたいです。
2009/06/13(土) 23:09 | URL | tomoyacchi #-[ 編集]
上の方に同じく、起案の手引を参考にするしかないのではないかと思われます。
私は民事模擬裁判で判決の起案をしましたが、起案の手引を主に参考にして、後は類似の事案を扱った1審判決も検索してみて参考にしました。
事実認定は、最後は「えいや」みたいな感じになっちゃいましたね。
打ち上げで、当事者役の方々には若干恨みごとも言われたりもしましたが…
2009/06/13(土) 23:25 | URL | ハゲタカ #-[ 編集]
ええ?刑事系ももう教材渡されてる?
申し込み期間過ぎちゃったかと思って、
ちょっとびっくりしたわ(まだ大丈夫そうだね)。
そっか…課題がでるんだよね。
民事系は、相当キビシイらしいね。
(刑事だけとるつもり)
2009/06/13(土) 23:29 | URL | mame #-[ 編集]
刑裁判決起案ですね。

司研では、判決起案は(今では)やりません。
もっとも、実務修習中の刑裁では、当然判決書きます。

tomoyacchiの言うように、形式面は「判決起案の手引き」がお手元にあるなら、十分ではないでしょううか??
ただ、micoさんの課題となっている記録では、A(被告人)が無罪を主張しているため、事実認定が必要ですね。

Aやその弁護人は、具体的にどのような主張をされていますか??

白表紙起案でよくあるのが、下のパターン。特に1が圧倒的に多いです。

1 犯人性を否認
・・・私はやっていない。

2 行為態様否認
・・・ex 殴っていない

3 犯意否認
・・・ex 殺すつもりはなかった

4 犯罪阻却事由の成立
・・・ex 正当防衛成立、責任無能力

刑裁起案では、具体的な争点になったところだけ、証拠からしっかり事実認定をしていきます。
まず、どこが争点となっているかを見極めるのが第1段階。

次に、その争点について、検察側の提出した証拠の中に、直接証明するような直接証拠(目撃証言、自白等)があるか、そうではなくて間接証拠を積み上げて争点を立証しようとしているのか、しっかり見極めましょう。これを証拠構造といいます。ここが第2段階。

もし、直接証拠型の証拠構造なら、その証拠に信用性が認められるかについて判断します(ex 供述の信用性)。
間接証拠型の証拠構造なら、間接証拠から間接事実を認定して、争点について総合的に判断していくことになります。

殺人罪の犯人性の事実認定(間接証拠型)では・・・

・ 犯行現場で目撃された犯人の人相と、Aの人相が酷似する。
・ 凶器にAの指紋がある。
・ AはV(被害者)に恨みを持っていた。
・ 犯行時刻後しばらくして、Aは友人に電話で「やっちまった・・・。」と語った。
→以上の間接事実を総合すると、Aが犯人であることが強く推認される。

これに対し、Aは・・・と供述している。
しかしながら、・・・。(ここで突っ込み)
→A供述は信用できない。

⇒以上から、Aが犯人であることは認定できる。

・・・って、やはりここではスペースが足りないや(汗)。

2009/06/13(土) 23:59 | URL | HYDE☆ポン太郎 #-[ 編集]
上記は、かなりテキトーですが、イメージはそんな感じです。

「お手前集」お持ちでしたら、もっと分かりやすく説明してありますよ~。
(→最初からそう言え。)
2009/06/14(日) 00:04 | URL | HYDE☆ポン太郎 #-[ 編集]
tomoyacchiさん,どうもありがとう。
この2ヶ月で泳ぎを覚えて,ぜひ教えてください。
ロー修了段階は,ローによって随分違うんだろうなと思います。
いずれゆっくり。


ハゲタカさん,ありがとうございます。
私は刑事事件の弁護人役だったので,弁論要旨は書いたのですが,
判決起案はまた別の難しさがありますね。
ローライブラリーがもう使えないので,ちょっと不便です・・・。
修了生用のやつを申し込もうかな?


mameち,申し込みのときに配布されたよ。
刑事系は,思ったより申込者がまだ少なかったわ。
まあ,スタートが遅いから,これから増えるのだろうけど。
起案,事務室にあるいつもの起案用紙を使うんだって。
手書きか~。


HYDE☆ポン太郎さん,ありがとうございます。
熟読させていただきました。
事案は窃盗罪で,犯人性を否定しているものですが,
弁護人の主張が何もないのが気になります・・・。
「お手前集」は持ってないのですが,それの各論版みたいなのを持っているので,
読んでみます。こういうマニュアル,たくさん出回っているらしいですね。
2009/06/14(日) 20:56 | URL | mico #-[ 編集]
Aが、犯人性を否認しているならば、
B(弁護人)としては、法的評価をする必要が
ないので、「被告人と同様です。」と言うしかありません。
特段気にされる必要はないですよ~。

唯一の争点が犯人性であるようなので、
先に述べたように、直接証拠型か
間接証拠型かが重要になってきます。

おそらく、犯人目撃供述が一つか、
二つあるはずですが、目撃供述やそれに類する供述があったからといって、即、直接証拠型
になるわけではないので、注意が必要です。

W(目撃者)の供述が、
「私は、Aが盗んでいるところを見た。」
と断定しているならば、「X(犯人)=A」
を直接立証できますので、直接証拠となりますが、

「私は盗んでいる奴を見た。それはそこにいるAに似ている。」
ですと、Wの供述は、「X(犯人)=Aに似ている人」しか証明できないので、間接証拠になります。

また、
「私は犯行時刻近くに、犯行現場付近から出てきたAを見た。」
も、Wは犯行状況を目撃したわけでないので、「犯行現場から出てきた人=A」いう事実しか立証できず、直接証拠ではなく、間接証拠になります。

実際には、直接と間接の判断は微妙なものがあるので、大いに気をつけましょう(もっとも、本当に微妙な供述ならば、どちらで書いても落ちないようですが。)。

あと、刑裁の白表紙起案では、ほとんどが有罪になることも、知っておくと良いと思います。迷ったら、有罪にするのがセオリーのようです(「推定有罪」笑)。

すいません、また長くなりました・・・。
人の日記をリハビリ代りに使ってしまった。。
2009/06/14(日) 22:53 | URL | HYDE☆ポン太郎 #-[ 編集]
HYDE☆ポン太郎さん,ありがとうございます。
ああ,なるほど・・・そりゃそうですよね。
確かに弁護人は「被告人と同様です」とは言ってます。
よく読んだら,被害者宅主人の目撃証言もありました。
それから,いわゆる盗品の近接所持という状況も。
あと,「工具こん」ってやつ。
「しの」とかいって,そんなの普通持ち歩かないだろう!みたいな。
もう,私の心証はほぼ「黒だろ~」って感じですよ。

いよいよ後期修習ですね。
HYDE☆ポン太郎さんなら何の心配もいらないと思いますが,
そこそこリハビリ?をしつつ,頑張って下さい!
あ,あっちのほうも。←しつこい。
2009/06/14(日) 23:09 | URL | mico #-[ 編集]
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