二重見当識・・・
2009/08/01(Sat)
今日は午前中,検察起案の講座,午後は民事系起案の講座。

午前中の講座では,近時の責任能力が問題になった判例を扱った。

二重見当識というのは,「病気」ではなくて「状態」らしい。
私は,わからなくもない。その「状態」を。

それはともかく,裁判員制度が始まったけどさ。
そんな,責任能力の有無(責任無能力であれば,無罪になる)の判断まで
たまたまくじ引きで選ばれてしまった一国民に強制されるのは,怖いと思った。

刑事裁判における責任能力については,必ずしも医学上のそれとは一致しないし,
どっちもわけわかんないし,その上,事案の悲惨さに心痛めたりもするだろうし,
そんな負担に耐えられるのだろうか。
そんなこととは全く関係のない世界で生きている場合。

と,素朴に思う。私は,いわゆる中途参入組なわけで,
それ以前は法律も裁判も全く自分とは関係ないと思って生きていたからね。
標榜される「一般市民の感覚」みたいなものは,忘れてないつもりなんだ。 

今日,講義してくださった現職検察官の先生もおっしゃっていたけど,
1回だけ,たまたま関わった事案が,聞くに堪えないつらいものだった場合,
そこで受けた裁判員の(PTSDに相当することもあるであろう)傷は,
どう癒せばいいのだろう。

それも,国民として負担すべき義務なのだろうか。




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