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弁護士小室光子の記録です

先日書いた,「アウトプット中心だった」というのは,
具体的にどういう勉強だったのか。

リクエスト頂いたので書くことにします。
例によって,ある程度差し引いて読んでくださいね(笑)


9月14日の記事にも書いたけど,ロー在籍中の
私の普段の勉強は,授業の予習が全てだったと言える。

ただ,常に「答案に書くとしたらどう書くか」とか,
「この判例であてはめに使える要素は何か」というように,
司法試験の論文答案(=アウトプット)を意識して予習してた。

あとは,何度も書いてきたけれど,2年の夏休みに組んだゼミ。
たまたま集まった4人だったけど,私はこのゼミで,本当に
たくさんのことを学ばせてもらったと思う。

何をしていたかと言えば,過去問や,ローの期末試験の問題など,
4人が順番で「次はこれ」って問題を指定し,それについて答案を書く。
各自,人数分のコピーをして持ち寄り,読み合って,ダメ出しし合う。

「誰からにする?」
「○○法得意な~の答案からにしようよ」
「今回私,答案構成くらいしかできてないから,最初にして^^;」
みたいな感じで,一人の答案を各自が数分で読む。

書いた本人が,他の3人が読んだころを見計らって
「・・・いい?」と口火を切り,いいわけ(笑)をすることから議論が始まる。
けっこう言いたい放題ながらも,毎回すごく勉強になったし,楽しくもあった。

他には,法職で行われた答案を書くゼミみたいなやつもいくつか参加した。
よかったのは,未修者向けだった,行政法の基本問題を書く講座。
行政法は未修者以下のレベルだった私は,本当に助かった。

アウトプット中心というのは,要するにこんな感じで,
いつも「答案にどう書くか」を意識しながら,なるべくたくさん,
手で,答案を書く機会を作るように心がけた,ということ。

けど,それほど手を広げたわけではなく,過去問中心に書いた。
過去問は,全科目,数回は書いている。

あと,これも前にも書いたと思うけど,出題趣旨やヒアリングの分析は,
しつこいくらいにやった。本試験会場でも,ヒアリングを読んでたよ。
ヒアリングは,試験委員が,何を求めているかが端的に出ているから,
これを分析しないなんて,ありえないと思う。

大好きな人が,何を求めているかは,一生懸命考えるよね?
両想いになろうと思ったら,それに自分を合わせるのが合理的。
(それが苦痛なのであれば,そもそも相手=就くべき職業を間違ってる。)
その情報が開示されている以上,徹底的に活用すべきだと思うの。

そんな感じで,いつも,常に,本試験ならどう書くか,という
アウトプットを意識して勉強してた。

・・・・もっとも,最後のほうは,実は
ああ,私ったらアウトプットに偏りすぎてた(T_T)って思って,
あわててインプットもし直したりしたけどね。

それで,全然間に合わず,択一でつらい思いをしたわけだよ(泣)

インプットがしっかりできている方は,アウトプット中心だけでいいと思うけど,
そうでない方は,うまくバランスを意識されたほうがいいと思います。

それでも,ややアウトプットに比重を置かれるといいかも。

どんなに想っていても,それを伝える努力をしなければ,
その想いが相手に伝わることはないのだから。

2009.09.26 / Top↑
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