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弁護士小室光子の記録です

今日は,日弁連主催の
「法律扶助の飛躍的拡大に向けて~扶助のひかりを社会の隅々に~」
っていうのに行ってみたよ。

最初に弁護士4人が,現場からの報告,
その後,国会議員やローの教授等によるパネルディスカッション。

法律扶助制度について,
①償還ではなく給付に
②行政手続きにも適用を

というのが,日弁連(と現場の弁護士)からの主張だった。
・・・と,私は理解した。

いずれも,大いに納得した。

何度も書いている話で恐縮だけど,私は,平成7年,
自分が離婚という問題に直面したとき,弁護士に相談したいと思ったんだ。
図書館で,一般向けに書かれた本を片っ端から借りて読んで,
「法律扶助」という制度があることも知った(当時はまだ財団法人による運営)。

けど,結局,かかった費用は返さなければいけないということで,
まず無理だと思った→①に納得。

いよいよ離婚,という段階(どうにか離婚届を作成した段階)になって,
児童扶養手当等の申請をしようと区役所の窓口に行ったとき,
冷たい対応をされ,文字通り,泣いたんだよね,赤ちゃんだった息子を抱いて。
そのときは,同情?してくれた別の職員が出てきてくれて対応してもらえた。

けど,それからしばらくして,母子福祉資金を借りようとしたときには,
門前払いという対応を経験した(ロー入学前とは別の,もっと昔の話)→②に納得。

それから,ロー入試のステメンにも書いた記憶があるけど,
制度自体を知らない人がたくさんいるということ。
知らなければ,利用しようがないからね。
しかも往々にして,制度を利用すべき人ほど,知る術すら知らない場合が多い。

社会的弱者。
私はかつて(たぶん今もまだ)そういう立場にいて,
もっと気軽に弁護士に相談できればいいのにな,って思ってた。
そして現状でそういう弁護士が少ないのであれば,自分がそういう,
社会的に弱い立場にある人が,気軽に相談できるような弁護士になろう,
って思った。

弱い立場にあるときのつらさや惨めさを,身をもって知っているからこそ
わかることや,できることがある,と思ったんだよね。

そういう気持ちを,忘れないでいよう。
2009.11.17 / Top↑
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