FC2ブログ

弁護士小室光子の記録です

司法修習の最後にある「考試」、通称「二回試験」は
9割以上の修習生が合格する試験で、
「フツウ」にやっていれば落ちないと言われている。

司法修習生の多くは、「フツウ」にやっているはずなので、
ほとんどの人は落ちないはずだし、逆に言えば誰が落ちても
おかしくないとも言える。

だからこそ、落ちた人に対しては、
事故に遭ったようなものだから落ち込む必要はないとか、
同じ実力で受かってる人はたくさんいるのだから気にすることはないとか、
もっと危ないと思っていた人が受かってるのにとか、
更には、あなたが落ちるのは意外とか、
そういう言葉が投げかけられることが多い。

少なくとも私は、何度もそういう言葉をかけて頂いた。
もちろん、そのように言って頂けることは本当にありがたいし、
励まして頂けることに、心から感謝している。
(励まして頂いたみなさん、本当にありがとうございます。
生涯忘れません。すごく救いになりました。)

そして、実際に失敗した人の中には、ロースクールのときからの
友人等、よく知っている人もいるわけで、
「え!?なんでこの人が??」って思うことが多いのも事実だから、
本当にたまたま、今回は落ちてしまったという人も多いのだろうと思う。

それにたぶん、二回試験に関して言えば、
なんかよくわかんないけど落ちなくてよかった~
っていう人もまた、たくさんいるだろうと思う。
(私も今回合格点を取れた科目に関して、なんかわからないけど
大丈夫だったんだ…っていうのがあるから、全科目こんな感じで、
結果的に落ちなかった人も一定数いることでしょう。)

けど、そういうよくわからない要素が多い試験とはいえ、
少なくとも私に限って言えば、落ちるべくして落ちたのだと思う。
「フツウ」にやっていなかったということだと思う。
それを自覚しない限り、たまたま二回試験に受かっても私には意味がない。
この業界にいる人たちに言うところの「フツウ」の努力をすること。
司法修習中、それができていなかったということ。

司法試験には、たまたま受かったとは思っていない。
確かに、良い成績で合格したわけではなかったけど、
最終的には、自分なりにこうすれば受かるはずというレベルまでやっていて、
それに自信があったわけではないけれど、勉強した結果として合格したと思う。

せっかくまた二回試験を受ける機会に恵まれたのだから、
こうすれば二回試験には落ちないという、ある程度のものをつかんで受験しよう。
願わくばそれが、実務にも役立ちますように。



2011.02.09 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://micko.blog29.fc2.com/tb.php/1703-df420db8