電話をガチャンと切らないこと
弁護士になる前にも私は,それなりに社会人経験があり,
当時(大学新卒で均等法施行数年後のOLだった頃)は 「何で女だというだけで…」と色々理不尽も感じたけどね。 理不尽を感じながらのOL生活等でも, 最低限のビジネスマナーを身につけることができたことはよかったと思う。 電話の出方とか,名刺のやりとりの仕方とか,お茶の出し方とか。 仕事をしていく上で,「弁護士として」以前に気をつけていることは いくつもあるんだけど(この前書いた,忙しいを言い訳にしないこともそう), その中の一つに,電話をガチャンと切らない,ということがある。 かかってきた電話は先方が切ってから切る, こちらからかけた電話はこちらから切る,は基本だけれど,私は, かかってきた電話はもちろん先方が切ったことを確認してから切るし, こちらからかけた場合でも,「失礼いたします」等言った後, 一呼吸置いてから切るように気をつけている(つもり)。 「はい。はいっ。ではまたよろしくお願いしますっ」 みたいな感じでガチャン!と切る人がたまにいるけどさ, プーッ,プーッ…って聞こえてくると軽くショックじゃない? |
▽コメント女性の力の正当評価及び女性法曹の大いなる活躍を期待
Love world neighbors さん,ありがとうございます。
私が女性弁護士だと知らずにアクセスして下さった方から 「女の先生でよかったです」と言って頂くこともありますし, 「近所で女性の弁護士の先生を探していたんです」 ということで来て下さる方もいますので, そのような需要にお応えできることは嬉しいです。 もっとも,私はフェミニズムを掲げて何かと闘うつもりは全くないです。 電話をガチャンと切られてショック(感じ悪いな~と思うという意味)なのは, 女だからバカにされているとかそういう意識ではなく, 単に男女関係のない社会人としての礼儀の問題です。 ガチャンと切る女性もいますしね(^^;
かかってきた電話を先に切ってあげないと、相手はいつまで経っても切れなくなるような・・・。
向こうからかかってきた電話は先に切ることも礼儀ではないですか?
山田さん,
電話は用件があるからかけるわけで,かけた側から切る, と私は新卒で入ったところの新人研修で教わりましたよ。 コメントの投稿 |
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→法は社会常識と深い関係が存在するので、社会経験はとても貴重であり、社会経験のある方々こそ活躍できるし活躍して頂きたいです。
「OLだった頃)は「何で女だというだけで…」と色々理不尽も感じたけどね」
→女性の大部分はそのような思いを持っておられると思います。 すばらしい女性の力が正当に評価されることを強く望んでいます。 女性法曹の活躍が社会的・世界的に期待されますし、大いに期待しています。
「軽くショックじゃない?」
→その通りだと思います。平等を前提にするので、なおさらそのような気持ちになると思います。
安易に自分は周囲に優ると断じて思うべきではなく、平等の前提を崩すべきではありませんが、大切なのは己との戦い、自分が間違えないことと考えるとショックにならずに済むかもしれません。