牛久だから。
牛久には,東日本入国管理センターのいわゆる「収容所」がある。
オーバーステイなどで,退去強制処分の対象となった外国人の方が 国外退去までの間を過ごす施設。 「収容所」なんて,すごくいやな言い方だと思うけど。 恥ずかしながらと言うべきか,白状するに,私は 牛久で開業することを決める以前には, 牛久に入管があることを知らなかった。 けど今,すでに数件の退去強制令書発付処分取消訴訟をしているし, ほぼ毎週,入管に通って相談を受けている。 行きがかりなのか。 でもね。私は,弁護士になることなど全く思いもしなかった昔に, 日本語教師の資格を取ったのね。このブログにも書いてると思うけど。 平成4年ころだったと思う。日本語教師の資格試験制度ができて数年後のこと。 その資格を取る前提となる講座の修了要件みたいなレポートのテーマとして 自分で考えて決めたのが,「外国人の人権」だった。 法学部出身ではないし,外国人どころか,日本人の人権についても 興味はあっても深く考えたことがなかったんだけど,決めたテーマがそれだった。 はるか昔,小学1年生のときの日記に, 「わたしのゆめは,ふねにのっていろんなくににいって, せかいじゅうのひととともだちになることです」って書いたことがある。 (すみません…でも私,生まれてこの方,外国に行ったことないです^^;) 私が牛久で開業し,外国人の法律問題に取り組むこともまた,宿命なのだと思う。 |
▽コメントコメントの投稿 |
▽トラックバックhttp://micko.blog29.fc2.com/tb.php/1980-fd3bca3d |