茨城県牛久市の弁護士小室光子の記録です
過去に何度か、役所等の窓口で冷たい対応をされた話を書いているけどね。
久しぶりに一市民として、冷たい対応に出会った。
仕事とは関係のないプライベートな用事。

こちらのミスなんだけど、それを修正する手段があることを私は職業柄知っていて、
それができることを当然の前提として、ある窓口で、こういうわけだから、
こうして頂けますか、とお願いした。

…が。窓口の方はそれがわからなかったらしく、奥に行って上司に話している。
数人目の上司が、窓口に訝しげな顔で出てきた。クレーマー対応の顔(笑)
同じ説明をもう1度させられる
(この時点で若干きれるよね…例の、たらい回しのパターンだもん)。

「それはできません。昨日の時点で云々~」と。
「でも、○○ってできますよね?」
「昨日の段階ならできたのですが」
…はあ。こうなるともう無駄だわ。

仕事の合間で、超急いでいて、それ以上やりとりするのは時間の無駄だから
「そうですか。わかりましたっ!」と
広げていた書面を(感じ悪く^^;)ばっっと畳んで退去。
次の手段を別の窓口に確認し、それでいいやと納得して、帰ることにした。
車のエンジンをかけ、内心「絶対できるはずなのに!適当な返事しやがって」
(汚い言葉ですみません…)と思いつつ発進。
そしたら、さっき対応した上司の人が明らかに私の車に向かって小走りで近づいてくる。

ん??と思って、カーステレオを消し、窓を開けてみたところ、
「今確認したんですが、できる方法があるみたいです」って…。

ですよねえ!!追い帰す(というか、今回は勝手にさっさと帰ったんだけど)前に
確認してくれればよかったのにって思ったけど、そこでトラブるほど暇でもないので
いつもの笑顔で「そうなんですか。でも今、~に電話したんですけど、~してくれる、
って話だったんで、大丈夫です^^すみませんでした。」と言って帰った。

あ。もちろん、弁護士だということはばれておらず、一市民としてのことだったから、
そういう意味では、すごく誠実な対応をして頂いたと思う。
だって、追い帰してそれで終わりでもよかったところ、わざわざ調べてくれて、
間違っていたとわかって、それを(もう近くにいないかもしれないのに)
伝えようとして出てきてくれたのだから。ありがとうございます、と伝えたい。

と同時に、わが身を振り返り、
あいまいな知識を断言しないように気をつけようと改めて思った。
普通に考えて、法的なことだったら、弁護士がこう言うんだからそうなんだろう、
というふうに受け取られると思うんだ。
私自身、弁護士になりたいと考える前はそうだったし。

いつも弁護士でいると(私はもう、弁護士でない私は存在しないから)、
そういうことを忘れそうになる。
でも私は、一市民としての感覚を失ったら弁護士でいる価値はないから。
そんな弁護士になったら、過去の自分を裏切ることになる。

わからないことはわからないと言うこと。調べてすぐわかりそうなことは、
ちょっと今すぐにはわからないので、お調べしてお返事しますとお伝えすること。
適当なことは言わない。「弁護士」として自分が答えることの重みを忘れない。
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