茨城県牛久市の弁護士小室光子の記録です
報道でご存じの方も多いでしょうが,
先週土曜日に,不法滞在等のフィリピン人の方が,強制送還されました。

私は,その,送還された人たちが収容されていた,
東日本入国管理センター(牛久入管)の近くで弁護士をしており,
入管に収容されている方やそのご家族等からお話を聞く機会も多いの。

きっと私も,何も知らなかったときであれば,
「不法滞在の人を国に帰して,何が悪いの?」
と思ったんだろう。

でもね。何でもそうだろうけど,そんな単純な話じゃないんだよ。
日本に,「家族」がいたりするんだよ。
愛し合って結婚して,子どもが生まれて。

それでも当たり前のように「偽装結婚」を疑われたりする。
実際,入管に収容されてから手続きするという人も多いと思うよ。
それだって,いろいろ事情があるんだよ。
本国では協議離婚ができないとか,独身証明を取る手続き上の理由とか。

なんでもかんでも,事情を問わず日本にいさせてあげるべき,とは私も思わない。
でも,人として,法律がどうこうじゃなくて,「人」として,
この人を生まれた国に帰すことを,どう正当化するの?と
問いかけずにいられないケースもある。

そういう個別の事情を,どこまで見てくれているのか疑問に思うから,
こんな乱暴なやり方での強制送還には抗議します。
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