茨城県牛久市の弁護士小室光子の記録です
相談予約を頂く際,ときどき
「子どもも連れて行っていいですか?」
と,きかれることがある。もちろん,いいに決まってる。

まあ,お子さんの年齢と,相談内容との兼ね合いによっては,
同席しない方がいいかもしれないね,ということもあるけれど。
子どもは,わからないようでいて,実はかなりのこと(本質)がわかるから。
少なくとも,感じてしまうから。

けど,何にしても,親が,何か行動をするときに
小さい子がいてすみません…
という気持ちになるような社会ではダメだと思う。
かといって,一方で私は,満員電車とかで
ベビーカーをたたまないまま子どもを連れ歩くことが当然とも思わないけどね。

それはともかく,
仕事をしていても,いろんな場面で,何度も何度も思い出す。
(過去にも何度も書いているかもしれないけど)
子どもを連れて歩かざるを得なかったころのこと。
預かってくれる人がいなかったらさ,どこにだって連れていくしかないんだからね!
まさか1歳そこそこの子を,一人,数分だって家に置き去りになんてできないもん。

で,以下は回想(笑)
1歳の息子を抱っこして,区役所の福祉の窓口に相談に行ったときのこと。
当時の私は,28歳になったばかり。
「惨め」だった。本当に。みじめ,という言葉が本当にぴったりで,
今でも,何かの拍子に思い出してしまうと,勝手に涙が出る。

やっと離婚することができて,子の姓の変更のため,
1歳の息子をベビーカーに乗せて
霞が関の東京家庭裁判所に行ったときのこと。こわかった。
まさか「裁判所」に行くなんて,って。

弁護士になった今は,裁判所はそれこそほぼ毎日行く場所で,
なにも「こわい」ことなんかない,ただの「役所」のひとつにすぎないと,
頭ではわかってる。
役所の窓口だって,ちゃんと話ができる場所だってわかってる。
(ちゃんとした対応をしてくれる人がいるとは限らないけどね。
残念ながら,それは,立場が違う今でも,そう思ってる。)

それでも,あのころの,あの「とき」の気持ちは,忘れることはない。
ふだん思い出すことがなくても,私が弁護士になった原点はそこだから。
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