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弁護士小室光子の記録です

何らかの事情で,両親が別れて暮らすとき,
子はどちらかの親のところで生活している場合がほとんどで,
いっしょに生活していない親と,子が会うことを,「面会交流」という。

一昔前までは,「面接交渉」という単語が使われていたけど,
今は「面会交流」と言うのが一般的。

そんな単語はどうでもいいけど。
私は,基本的に,よほどのこと(虐待等)がない限り,
面会交流は実現されるべきと考えている。

前にも書いたかもしれないけど。
大人であり他人同士であった両親が,どんなに憎しみ合おうが,
それはそれで,ある意味,仕方がないことだと思う。

けど,子にとっては,その両親が,父親であり,母親であって,
そのことは,誰がどれだけ努力しようが,変えることはできない。

おそらく,動物的に,子は,両親を慕うものなんだろうと思う。
あるいは少なくとも,どちらかの親を憎むときが来るとして,
憎むとしても,それは,親がどういう人物か,
自分で確かめた上でのことでなければならず,一方の親からの
刷り込みであってはならない。

自分の親がどういう人だったのかを知る,
そういう最低限の機会すら奪うようなことはしてはならない。

と,原則的には思っています。
だから,大人の都合による感情論として,
あんな,ほかの男と浮気している馬鹿女に会わせたくない,
とか,
あんな養育費も払わないケチ男に会わせたくない,
とか,
理解はできますが,弁護士として,そうですね,会わせなくていいですね,
という主張を裁判所ですることは,私はできないです。
2017.10.09 / Top↑
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