茨城県牛久市の弁護士小室光子の記録です
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さっきニュース番組で見たんだけどね。
身に覚えのない罪で有罪になり、
服役までしたんだって、その男性。

最近になって、別の事件で捕まった人が
その事件について「自分がやった」と告白したため、
冤罪であることがわかったんだとか。

父親と二人暮しだったその男性が(罪もないのに)服役中に、
父親は亡くなって、男性は葬式にも出られなかったんだって。

これだけを聞いても、なんてひどい・・・・と思うよね。
どんな補償をしてもらっても、彼が失ったものは戻らない。

5年でも十分、ありえないくらいひどいのに、
日本では現実に、やってないのに有罪になり、
何十年も拘束された人や、
死刑になってしまった人さえいる(だろう)。

加害者にも人権が!!などと声高に叫ぶつもりはない。
けど、「やってないかもしれない」のだとしたら、
そこは本当に、慎重にならなければいけないと思う。

多くの冤罪の影で、
真犯人は逃げ果せていることを忘れてはならない。
 コメント
この記事へのコメント
micoさん,こんにちわ。

私は昔からどうしても被害者側に感情移入する癖があります。
最近ニュースを見ていて,彼が一言,こいつ本当にやったのかなあ,とつぶやいていました。
どういう意味か聞いてみたところ,犯罪の報道を聞く度に,もしやってないとしたらどうなるんだろうと恐ろしくなるんだとか。
そういう視点て,法曹を目指す者としてなくしてはいけないですね。
2007/01/26(金) 16:41 | URL | Y #-[ 編集]
Yさん、どうもです。
「本当にやったのかなあ」まさにそこなんですよね。
現行犯だったりで、他の可能性がありえない場合はいいけど、
もし万が一、やってない場合・・・公権力による究極の人権侵害ですからね。
それに今の報道の姿勢もときどき問題だな~と思います。
先日の「あるある」事件が象徴するように、多くの国民はテレビで言っていることは「真実」だと思い込みますから^^;
実際、最近でも痴漢冤罪事件は多いようですね。
満員電車で、不自然なほどに両手を他人の目線より上にしている男性がたまにいますが、気持ちはわかるかも。
2007/01/26(金) 23:00 | URL | mico #-[ 編集]
こんばんわ
私は、明日、行政法の講座を申し込んできます。
micoさんの記事に触発されて、刑事補償法をちょっと
眺めてみました。
拘留又は拘禁などの身柄拘束の補償は1000円以上12500円以下で、その基準は裁判所の裁量らしいですね(4条)。過去の例に、5000円位の事案がありました。
さらに、死刑が執行されても3000万円以内ですって。
こんな程度の補償では物心的、経済的な損害には到底足りないですよね。
でも、公務員の故意または過失を立証しなければ国賠はできないし…。
運が悪かったとしか諦めるしかないのかなぁ。
考えさせられました。
2007/01/26(金) 23:36 | URL | たぬきねこ #-[ 編集]
たぬきねこさん、こんばんは^^
どんな制度でも、必ず犠牲になる人がいるんですよね。刑事裁判も然り。
無実なのに死刑執行されて3000万円もらっても、遺族は到底納得できませんよね。
それに、例えばそれが殺人事件だったとしたら、被害者の遺族もさらに苦しむことになります。
犯人だと思って憎しみをぶつけてきた相手が、実は無実だったとわかったら・・・・。
また、忘れられがちですが、私が冤罪をどうしても許せないと思う理由のひとつは、多くのケースで、真犯人を処罰する機会を永遠に失ってしまうということです。
これでは被害者も本当に浮かばれません。
2007/01/26(金) 23:49 | URL | mico #-[ 編集]
自分もいつでも冤罪の被害者?当事者になる可能性がありますよね。
それを考えると本当に怖い。
私が司法試験受験を目指す前から、諸事情によりちょっとだけ身近だったので成り行きを見守ってた「東電OL殺人事件」の犯人とされている人も、無期懲役が確定し、服役中ですが、状況証拠しかなく冤罪の可能性が高いため、いまだに再審請求のために弁護士たちは闘っています。
映画「それでも僕はやってない」でしたっけ?も公開されることですし、冤罪についてもっと考えるきっかけができるといいんですが。
2007/01/27(土) 00:34 | URL | 睡蓮 #-[ 編集]
睡蓮さん、それを考えると本当に怖いですよね。
一人で日中勉強しているだけという日があると、
ああこの時間帯、私のアリバイを証明する手段はないんだよなあ、などと考えます。
世の中に「冤罪」なんていうものがあるということ、
私は高校のとき「現代社会」の「資料集」で初めて知り、体が震えるような思いがしました。
公開中の映画も、より多くの人が考えるきっかけになるといいですね。
私も見に行くつもりです。
2007/01/27(土) 21:47 | URL | mico #-[ 編集]
micoさんこんにちは。
このニュースにはほんとに驚かされました。
こんなこと絶対に許されないと思います。
実は私はなぜか、加害者側に感情移入することが結構あるんです。
弁護士を志したのも、被疑者の人権を守りたいっていう思いがあってのことで。
最近は被害者の権利保護がすごく重視されるようになってきてますよね。
こんな空気の中で、被疑者やの味方になれるのって家族を除けば弁護士くらいだし。
なんていうか、責める側よりも受け入れる側の人間でありたいです。
簡単なことでも美しいことでもないんだろうけど…
2007/01/27(土) 22:19 | URL | あいこ #-[ 編集]
あいこさん、そうですよね。こんなことは、絶対に許されません。
加害者にも守られるべき人権はあると思います。
ただ、被害者との関係では、私はやはり、
他者の人権を奪った限度で、その人は自ら人権を放棄したものと考えます。
つまり、例えば人を殺した以上、自分も命を放棄したものと。
問題は、それを裁くのが神ではなく、同じ人間だということなんですよね。
「疑わしきは被告人の利益に」というのは、人が人を裁く、
ぎりぎりの臨界点なのかなと思います。
2007/01/28(日) 21:51 | URL | mico #-[ 編集]
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