FC2ブログ

弁護士小室光子の記録です

例の話題作ね。

終わった直後、息子は
「結局何が言いたいのかわからなかった」
って不満そうだった。

そうだねえ・・・・期待はずれだったな。

たぶん、難しいことを言おうとしているのだろうけど
(または全然そういうのではなくすごく個人的なことか)。

うーん。ほら、自称映画マニアみたいな人が
「ああ、あれはね、10回くらい観ないとわかんないんだよ」
とか
「素人にはわからないかもね」とか言う場合があるじゃない。
たぶん日本のどこかで、そういうことを言っている人が
いるだろうな、というのが私の感想。

あんまり、好きじゃない映画だった。
(あくまで私の好みの話なのであしからず)
解釈の余地は色々ある。

だけどね、なんていうか、
「わかる人だけわかってもらえばいい」
みたいな、傲慢さみたいなものを感じたんだよ。

私は大学のとき、演劇科だったんだけれども、
そういう人が周りに(教授も含め)何人もいて
うんざりしたことを思い出したの。

映画とか演劇とか、それは芸術だと思うけど、
見る側は必ずしも「芸術」を求めていない。
「娯楽」を求めている場合の方が多いと思う。

伝えたいことがあるなら、シンプルに、
「一般大衆」にもわかるように描けばいいと思う。

難しいことを難しく語ることは簡単で、
これも私の価値観にすぎないけど、本当のプロは
難しいことを、わかりやすく語ることができるものだと思う。

映画とは関係なく、
たとえば法律の講座の入門だってそうだしね。

そういう意味で、特にテレビドラマなんかで、
あくまで「娯楽」として見せていながら、もしかして
気がつかない人もいるかもしれないけれども、
何かメッセージ性を残しているものに感動する。

そのメッセージ性に気がつかないとしても、
「娯楽」として十分成り立っている。
で、気がついた場合にはさらに心に灯がともるような。
やっぱりそういうのがいちばん好きだな。
2007.05.06 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://micko.blog29.fc2.com/tb.php/368-558c54b5