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弁護士小室光子の記録です

今日はこの裁判を傍聴してきたよ。
2004年の埼玉の放火事件。
一審で無期懲役判決が下り,その控訴審の1回目。
弁護人の先生が,リークリでお世話になった先生なので。

被告人は,リンク先の写真とは,似ても似つかない感じ。
面影はあるけれど,まだ50歳なのに,髪はほぼ真っ白に近いし。

72歳になる母親が,証人として法廷に立った。
被告人とは対照的に,はきはきと話し,
気丈に振る舞うその姿は,痛々しくすら見えたよ。

弁護人が,途中で(娘のことを「被告人」と呼ぶことに気を遣い)
「ごめんなさいね。被告人と呼ばせてもらいます」と言ったとき,
大きくうなずいて「はい!いいですよ!なんとでも呼んで下さい,
なんとでも言って下さい!!」と答えたのが印象的だった。
弁護人に対する答えというより,世間に対して言っているようで。

世界中の全てを敵に回しても,最後の1人になっても,
「娘はやっていない」と信じています,って。母親ならそうかもね。
最後に,娘である被告人に対して,「がんばんなさい!」と
声をかけてた。

傍聴席には,この事件で亡くなった方のご遺族もいらした。
もちろん,一言も言葉を発する機会はなく,一連のやりとりを
どんな気持ちで聴いていらしたのかな・・・と思うと。

色々と,切ない法廷だったよ。
2008.02.21 / Top↑
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