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弁護士小室光子の記録です

何度か書いている,
オフィスアワー(先生の研究室で,直接質問や相談をさせてもらえる)。
今日は憲法の先生のところへ行ったよ。

私は今,公法系は全く授業がないし,たまには触れておかないと,
どんどん忘却の彼方へ飛んでいくからね~。

「この日は○○先生のところへ行くんだ」と思えば,そこに合わせて,
多少はその科目に触れるじゃない?
私みたいな怠け者には,そういう強制の機会が必要なの。
今日も色々,有意義なお話をさせていただいたよ。



あと,今日は「ジェンダーと法」で,従軍慰安婦問題を扱った。
この問題は,私は法律の勉強と縁がなかった頃から,強い関心を
抱いていたことだから,今日の授業はすごく面白かった。

色んな議論があることは承知しているけれど,
単純に,同じ「女性」として,彼女たちの無念を思うとき,
体の底から湧いてくる怒りや,日本人として恥ずかしいという思いや,
いろんな気持ちがないまぜになって,とにかく,哀しい。

ほんの一瞬でいいから,権力側にいる人たちは,想像してみてほしいと思う。
いや,日本国民全員に。

何も知らずに,例えば「賄いのお手伝い」「看護助手」みたいなふれこみで
行った先が,自分の意思に反して,売春を強制される場所だったとしたら?
そこから逃げ出すことが不可能だったとしたら?

強制的に連行されて,毎日,強姦まがいの扱いを受け,耐えたのに,
生まれた土地に戻れば「敵国の兵士に体を売った女」と白眼視され,
いる場所がなかったら?どうやって生きていけばいいの,その後の人生を。

私なんか,たかがありきたりの離婚をしたにすぎないけれど,
それでも,もう,一生結婚はしないとか思っちゃってるわけだよ。
「(男性を)愛するということを知らないで一生終わる」という趣旨のことを
おっしゃった元慰安婦の方がいらっしゃるそうだけど,さもありなん,って思う。
2008.06.02 / Top↑
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