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弁護士小室光子の記録です

と明文で書かれていると,前に授業で聞いて驚いた。
事実上,黙秘権がないに等しいとかではなく,はっきり書かれている。

「被疑者が捜査員の質問に対して,ありのままに答えなければならない」
(中国の刑事訴訟法第93条)

レポートを書くために,ちょっと調べてみたところ,中国ではいまだに
職権主義的訴訟構造が色濃く残っていること,無罪推定
(いわゆる「疑わしきは被告人の利益に」という,確実な証拠に基づいて
有罪であると立証されない限り,無罪であるとみなされるという原則)も
ないことなど,やっぱりというべきか,驚いたというべきか,
へえ~!っていうことが色々あった・・・・。

もっとも,日本でも,未だに志布志の踏み字事件のような捜査が
(レアケースとはいえ)現実に行われていることを思えば,推して知るべしかな・・・。

もうすぐ北京オリンピック開幕。
ここを見て下さる方の中で,現地に行かれる方はあまりいないだろうけど,
取り締まり厳しい折,妙に誤解される行動をとって,逮捕されるような
事態だけは,避けた方がいいかも・・・日本の常識で考える以上に,
大変なことになってしまうかもしれないから。
2008.08.03 / Top↑
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