ある教員の選択
2008/12/01(Mon)
学校を辞めます―51歳・ある教員の選択学校を辞めます―51歳・ある教員の選択
(2008/08)
湯本 雅典

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昨日書いた,ミニシアターで見たというのは,
この本を書いた元小学校教員,湯本雅典氏の制作によるもの。
ブログがこちら

この先生は,都内のある区に赴任し,そこで全国に先駆けて
行われていた(NHKなどでも紹介されたことがある)英語教育について,
一教員の立場から客観的な意見を新聞に投書した。
掲載されたその内容は,批判的なものでも何でもないと私は思うけど,
突然,校長から異動を命じられるという処分を受けた。

幸い,それは撤回されたのだけれど,その少し後に,
結局,教壇を去ることになったの。
そのいきさつなどが書かれているのが,この本。

実はこの先生,息子の担任だった。
息子が通っていた小学校に赴任し,息子のクラスを担任したその年,
一連の事件が起きたってわけ。
ちなみにこの先生は,例えば「君が代」斉唱に異議を唱えたりとか,
そういうことは全くない,(ご本人もおっしゃっていたけど)
「フツウの教員」だった。でも,そういう目に遭った。

息子の通っていた小学校が「人権尊重教育推進校」であったことは,
過去に書いたことがあると思うけど,まさにその小学校で,
教員に対する典型的な憲法問題が起きていたことに,驚いたよ。

私の勝手な思いだけど,
この先生は本当に子どもたちと関わることが好きなのだと思う。
今現在も,「じゃがいも塾」という形で,子どもたちとつながっている。
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コメント
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先生らしい先生が,学校を辞めちゃうのは悲しいですよね。灰谷健次郎もそうだったみたい。子供のことを考えて行動すると異端児になって,肩身が狭くなったと言っていました。一度,本にサインを貰ったことがあって,間近で見たら,芯の通ったオーラが出ていました。
2008/12/02 09:11  | URL | たぬきねこ #-[ 編集] ▲ top
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たぬきねこさん,
へえ~,灰谷健次郎もそうなんだね。
結局,どこの業界も(つまりは日本という国自体が)
そうなのかもしれないけど,当該業界において,
本来歓迎されるべき素養を備えた人が,むしろ排除されるような・・・。
でも,どこの世界にも,筋の通った人はいて,
そういうふうに生きていきたいと思うよね。
2008/12/02 23:19  | URL | mico #-[ 編集] ▲ top
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