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弁護士小室光子の記録です

この前,「家事手伝い」が最近聞かない言葉だな~って書いたけどさ,
「ちり紙交換」も,最近聞かないと思わない?

・・・ご存じない方もおられるかもしれないので,説明すると
(あくまで私の記憶する範囲で)ちり紙交換というのは,
「こちらは~毎度おなじみのちり紙交換車で~ございます。
古新聞,古雑誌,ボロ(古くなって破けたりした布のこと)など
ございませんでしょうか~」などと節をつけて言いながら車で周り,
古紙などを回収する業者のこと。

市民は,新聞などを束ねて持っていき,その場で業者が計り,
重さに応じてちり紙と交換してくれるという仕組み。

あ,ちり紙というのは,役割は(主に)トイレットペーパーなんだけど,
長方形の薄い紙。今でも,地方の山の公衆トイレとかでたまに見る。
ティッシュペーパーのような上品?な紙ではない。

今日,憲法の判例講義を法職で聴いたんだけど,
その中に,古紙回収業者の事件を扱ったものがあって思い出したの。

この事件は,刑事事件だったのだけれど,
親の代から,古紙回収業を生業とし,それで生計をたてていたという人の話。

ちり紙交換って,リサイクルの走りだったわけだよね。

こういうことって,けっこうあるような気がする。
言い方は悪いけど,社会の底辺で,地道にやってきた人たちの成果を,
上から横取りするみたいなこと。
「そんなこと,俺たちは昔っからやってんだよ!!」みたいな。

2009.03.19 / Top↑
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